ブログ

「やりたいことで起業する」は正しいか?【要注意!】

やりたいことで起業すべし!

個人起業を語る時、よく言われることです。でもこれ本当なんでしょうか?

結論から言って、

「やりたいこと」と同時に「やる価値があるか」のフィルターを通すこと

が重要と思ってます。

「やりたいことで起業する」は正しいか?

その理由は、

  • やりたいこと=自分視点
  • やる価値があるか=多角的視点

だからです。

やりたいこと=自分視点

「やりたいこと」とは究極的には自分のことしか考えていないこと。

こういうと、

僕のやりたいことは社会貢献!自分のことしか考えないとは違うでしょ!

という反論が出るかもしれません。

でも、

社会貢献したいんだったら今すぐやったらいいじゃないですか!

が私の意見です。

そして、厳しいことを言うと

今やってないことって本当に「やりたいこと」ですか?

とも思ってしまいます。

社会貢献が「やりたいこと」だったら、「今」やってみる。そして将来ビジネスとしてもできるようにするにはどうすべきか?を考えながら「今」やる。

まずは「余った時間で行動すべし」というのが「やりたいこと」に対する私の見解です。

それが「やりたいこと」なら「余った時間で今始めてみるのはどうですか」

「好きなこと」に関する参考記事を貼っておきます。

【個人起業「好きなことで食っていく」のワナ】
会社を辞めて独立したり、個人で起業する際、「好き」なことをやるべき。これは本当なのでしょうか?みんなに当てはまるのでしょうか?本記事では起業における「好き」のワナを解説します。現在自分探しをやっている最中の方、何をテーマにしようか迷っている方はこちらをどうぞ。

やる価値があるか=多角的視点

「やる価値があるか」で考えるとはいろんな見方を持つこと、つまり多角的視点です。

どんな視点かって言うと

  • 顧客視点
  • 社会の視点
  • ライバルの視点
  • 時間の流れという視点
  • あなたへの視点 

などです。

顧客視点

お客様が求めているかどうかの視点です。

「求められていることを提供する」がビジネスの基本。

なので、お客様の視点は最も大事なもの。

とは言え、お客様自身も気がついていない「隠れた欲求」もあるので注意が必要。スマホが出る前からスマホを求めていたお客さんはいないってことですよね。

社会の視点

言うまでもありませんが、

社会の大きな流れに乗ったほうがビジネスの成功確率は上がる

と言うことです。

使い捨てのフィルムカメラ。これから売っても、爆売れするのってなかなか難しいですよね。「やる価値があるか」を社会の大きな流れで見るという視点です。

ライバルの視点

強いライバルがいる市場に参入して勝つのは大変。と言う戦略的な意味で言っているのではありません。

ここでは「ライバルが強いなら、そもそもやる価値がないのでは」という見方です。

なぜかと言うと、

強いライバルが既に存在する=お客様が満足する価値を提供している

ということ。

なので、あえてその市場にあなたがリソースを使って参入する意味がない、ということです。

そう言うと、

そんなことじゃイノベーション起きませんよ!

というご指摘もあると思います。

そして「さらに高い価値」をつけてその市場で勝負するという考え方もあると思います。

でもあえて個人起業家が限られたリソースを使って競争の厳しいところに挑むのは「個人起業家の勝ち方」という視点ではちょっと疑問です。

個人起業家のリソースは限られています。「今の自分」で勝てる市場を選ぶ方が「個人起業家の勝ち方」としては合理的だと思います。

なのでライバルの視点は「やる価値があるか」を判断する時の視点のひとつ。

時間の流れという視点

同じことも「昔だった価値あったけど、今じゃ何の意味もない」ってこと、たくさんありますよね。

シリコンバレーのアクセラレーターY Combinatorの社長だったサム・アルトマンが起業家からのピッチを受ける時に必ず

「なぜ2年前だと早すぎて、2年後だと遅すぎるのか?」

と質問するという話は有名。これってITのスタートアップだけの話ではないと思います。

時間の流れは「やる価値があるか」に大きく関係しています。

あなたへの視点

言い換えると

「なぜあなたである必要があるのか」

ということ。

これをしっかり突き詰めないと、あなたが儲かった途端ライバルがわんさかやってきて資本力のある企業が根こそぎ持ってってしまう、ということになりかねません。

お客さまから「あなただから買う」と言われる理由を明らかにすることは「やる価値があるか」を考える時の重要な視点です。

「やる価値があるか」のフィルター

「やりたいこと」に「やる価値があるか」のフィルターを通すと「ビジネスとしてやるべき」ことが出てきます。フィルターに残ったものは「趣味としてやる」こと。

  • 「やりたいこと」だけ➡︎趣味としてやる
  • 「やりたいこと」かつ「やる価値のあること」➡︎ビジネスとしてやるべき

このフィルター作業。起業する際、または起業まもない頃には是非やった方がいいと思います。

これをやらないと「趣味としてやっていれば人生が豊かになった」ことが

  • ビジネスにした途端、好きではなくなった
  • 収益性はなかった

となってしまう可能性があるからです。

まとめ

聞きざわりのいい「やりたいことで起業する」をまんま受け取るとけっこう危険一度冷静になって「やる価値があるか」のフィルターも通してみる。

それによって、「やりたいこと」の中に混じっている「趣味でいいっか」が抽出されるかも。「やる価値があるか」は多角的視点。その視点とは

  • 顧客視点
  • 社会の視点
  • ライバルの視点
  • 時間の流れという視点
  • あなたへの視点 

です。

この視点でチェックして純粋に「ビジネスとしてやる価値あり」と思った領域に注力する。これを強くオススメします。さらに「好きなこと起業」についても注意が必要。参考になる URL を貼っておきます。

【「好きなことで起業する」のワナ】
「好きなこと」で起業するのが一番!そう言われることもあります。本当なのでしょうか?実は「好き」だけではダメ。「好き」で起業して成功するには3つの条件があります。当記事は3つの条件を解説し、「好きなことで起業する」のワナを回避する手助けを致します。

-ブログ

Copyright© LAコンサルティング , 2020 All Rights Reserved.