個人でブランディングするって、そんなに特別なことではなくなった。そんな時代に完全になった感じですね。
でも意識的にやらないと
- 同じ努力でも「その他大勢」の人になってしまったり
- 自分を高値で売れなかったり
という結果になるかも。
頑張っているのにこうなったら悲しいですよね。
個人の時代に自分を最高値で売るブランディング思考とは
なので、個人起業家でも会社員でもブランディング思考を持ってキャリアを組み立てていくことが重要。それによって最高値で自分を売ることができるようになるんです。
ロンドンビジネススクールのリンダ・グラットンさんの
が2012年、2016年に日本でも出版され、彼女が予想した通りの働き方・生き方になりつつある感じです。
来年2020年はそれがさらに加速することは間違いありません。なので、そんな個人の時代に自分を最高値で売るブランディング思考を持つことは、人生を
- 自分らしく
- 幸せに
- 豊かに
生き抜くために絶対必要だと思っています。
ということで、その辺のことをちょっとまとめてみました
ブランディングしないと「その他大勢」になる時代
ブランディングってひとことで言うと
であり、そうなった状態がブランディングがうまくいった状態と言っていいと思います。

〇〇について詳しい人、誰か知ってる?

それだったらAさんですよ!間違いないです!
そうなると、
- 個人でビジネスしているのであれば、売上に結びつき
- 会社員にとっても社内で専門家として評価される
ことになります。
逆に言うと、ブランディングができていないと「その他大勢」としてくくられてしまういます。
こんな状態になるとどうなるか?
- 個人ビジネスだと「価格を下げる」以外に勝てなくなる
- 会社員だと「だれもやりたくない仕事」を押しつけられる人
になってしまいます。
ブランディングができると指名買いされる
ブランディングがうまくいった場合どうなるか?
- 指名買いされる
- 最高値で売れるチャンスがある
状況になります。
指名買いされる
これはわかりますよね。「〇〇と言えば」であなたの名前が真っ先ににあがれば、本当に欲しいお客さまは「あなたを指名して」買います。お客さまのニーズが強くて、あなたの強みがフィットしていればこうなるのです。
〇〇さんにお願いしたいんですけど!
最高値で売れるチャンスがある
あなたを高値で売ることが常態化すると、条件がそろえば「最高値」で売ることができます。どんな時か?
- 供給が少なく需要が多い時
- お客さまのニーズが強く、どうしても買いたい時
などです。
〇〇領域のニーズって結構あるけど、解決できる専門家ってAさん以外いないですよね!

この問題どうしても解決したいんです!
これはどんな市場でも言えることですね。しかも、この条件、そろうのを待つのではなく「仕掛ける」こともできるんです。
ブランディングって何?
そもそも「ブランディングってなに?」って話です。
先ほども言った通り、ブランディングがうまくいった状態とは、「〇〇と言えば」であなたの名前が真っ先に上がることでした。
それをもうちょっと具体的に言うとこんなことです。
- 領域でナンバーワンであること
- 一貫したコンセプトがあること
- あなたがそれを提供することに納得感がでるほどの権威性があること
- あなたらしい世界観があること
などがあげられます。
なので単なる見かけじゃないってことです。
ブランディング思考にそって何をやればいいのか?
もちろん、業種・業界・その人の性格や特徴、目指すものによって全く違うわけですが、ざっくりと一般化して手順化するとこんな感じです。
- 手順1:目的を明確にする
- 手順2:コンセプトとポジションを明確にする
- 手順3:商品をつくる
- 手順4:顧客動線とコンテンツを作る
手順1:目的を明確にする
なんのためにやるのか?これが目的。これが全ての土台になります。なのでまずは目的を明確にすること。
手順2:コンセプトとポジションを明確にする
コンセプトとは、
お客様の「悩みの解決」「願望の達成」を実現するための「あなたの考え方や価値の本質」のこと。
なので、コンセプトの要素には
- お客さまの現状(解決されていない悩み・達成されてない願望)
- お客さまの理想の状態
- 理想の状態に連れて行くためのあなたの手段
がはいります。
ポジショニングとは
あなたがナンバーワンになる領域を見つけて旗を立てること。
- まずは、空いてるポジションを見つける
- 空いてるところがなければ、既存の領域のスキマに旗を立てる
ただし既存領域にはライバルがたくさんいる可能性がありますよね。
その場合は、
- 強いライバルがいる場所をちょっとずらす
- 領域の意味づけを変える
- 別の領域と重ねる
などをして自分がナンバーワンになれる領域のスキマを見つけること。
領域は小さくてもいいのですが、そこにお客様がいることをチェックしておく必要があります。お客様がいないと、ナンバーワンになれても、売上が上がらないということになりますからね。
手順3:商品をつくる
見込み客の
- 悩みを解決する
- 願いを叶える
ための手段が商品になります。
売れる商品作りには3つのポイントがあります。さくっと分かる解説はこちら。

個人起業家の方のお悩みに「いい商品だと思うけど売れない」があります。ホントにいい商品なのでしょうか?当記事では売れる商品になるためのチェックポイントを3つお伝えします。これにより現在の商品の改善、これから出す商品の企画にお役立て頂けます。
手順4:顧客動線とコンテンツを作る
見込み客が
- あなたの所に流れてくる仕組みをネットとリアルで作る:顧客動線
- 人が動線を進みやすい文章や映像などを作る:コンテンツ
ことです。
コンテンツで段階的に、あなたの
- ストーリー
- 想い
- 世界観
を出していきます。それによって「共感」が生まれるんです。コンテンツについてはこちらで詳しく紹介しています。

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まとめ
個人の時代にはちゃんと「ブランディング思考」を持ってキャリアを進めることが大事。それは起業家でも会社員でも同じです。
なぜかと言うとブランディング思考を持たないといくら頑張っても
- 努力が評価されない
- 「その他大勢」としてくくられてしまう
ことになるからです。
2020年にはさらに「個人で勝負する」が加速することは間違いないと思います。
なので、最高値で売れるブランディングを今からやっていくことをオススメします。どんな条件がそろうと「最高値で売れるのか?」についてはこちらのURLも貼っておきます。

ただ売れるだけじゃない。最高値で売れる、そして売れ続けるためにはある条件が必要です。当記事ではその条件をご紹介するとともに最高値で売れるメカニズム、そしてどうしたらそうなれるのかまで解説しています。