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【本当の稼ぐ力をつけるコツ】

働き方に関する記事は日本だけでなく、アメリカのネットメディアでもよく目にします。「これからはこの知識や技術を身につけろ」というスキルに特化したものもあれば、もっと根本的な話もあります。特にアメリカでは「セールススキル」についての記事や書籍が多くあります。セールススキルさえあれば何をやってもうまくいくということですね。それには同意です。本当に稼ぐ力をつけるコツについて今日はシェアしますね。

1 本当の稼ぐ力とは

資格やスキル、あるいはこれから伸びると言われている分野の知識を持っていれば「その時」の稼ぎに結びつく可能性はあります。最近話題の資格としてはIT系国家資格である『情報処理安全確保支援士』や知的財産関連の『知的財産法学試験』などが挙げられますね。また、40代以上であれば自分のキャリアの棚卸して持っている経験と資格を掛け合わせるのが有効などとも言われます。

でも本当の稼ぐ力とは「稼ぎ続けられる力」、別の言い方をすると、どんな時代になろうと、何が流行ろうと、景気がどうであろうと「稼いでいられる力」のこと。実際、稼げる人はどんな状況でも稼げます。もちろん、その中にはスキルの高い人もいます、経験値のもの凄い人もいます。しかし、スキルが高く、資格をたくさん持っていても、しかも経験豊富であったとしても、それほど稼いでいない人がいるのも事実です。時代、環境、景気などの外部環境に左右されずに稼ぎ続ける人には共通した「本当の稼ぐ力」があります。

2「稼ぐ力101」 は時間コンシャスになること

まず、稼ぐと貰うの違いについてお伝えしますね。

サラリーマンは時間の切り売り商売。1日8時間会社にいればとりあえず毎月決まった日に自動的に給料が支払われます。これはこれで魅力的な生き方です。その中で昇進していくというゲームに楽しみを感じた人にとっては楽しい働き方にもなります。サラリーマンは基本、昇進しないと収入も上がらないからです。しかし、サラリーマンがやっているのは「稼ぐ」のはありません。サラリーマンは稼ぐのではく「貰う」のです。給料を。しかも貰うのは給料だけじゃなく、休暇も社会的信用も健康保険も何からなにまで貰うのです。貰う資格を得るための試験が入社試験です。貰うために就職活動をして会社という安定(したものに見える)ところに所属するわけです。一方事業家は稼ぐ必要があります。クライアントやお客さまにモノやサービスを提供することで対価を得ます。それは貰うという受動的なものでなく稼ぐものです。良し悪しを言っているのではありません。稼ぐにしろ、貰うにしろ収入を得るとは貴重なことであり、尊敬に値します。覚えておかなければならないのは、サラリーマンのゴールは昇進であり、昭和っぽい言葉ですが「出世」です。一方、事業家のゴールは成功です。

なんでこんなことを言っているかというと、50代のサラリーマンの方が「定年後」あるいは「早期退職してから」の働き方をご相談に来ることが最近とても多いからなのです。今はサラリーマンでも職業人生のどこかの段階で会社勤務という形態と決別し、「貰う」から「稼ぐ」にシフトする人がいます。所属する会社だけを変えてずっとサラリーマンで一生を終える人ももちろんいます。しかし、いつか会社生活を辞めることを前提に稼ぐ力をつけたいという意識を持ってる方が多くなっていると感じています。

稼ぐ力をつけるために最初に意識すべきは「時間」「時間の使い方」です。個人事業主であろうと大企業の経営者であろうと誰でも1日は24時間。それでも収入に差があるのは時間の使い方の違いにほかなりません。毎日、いや作業ごとに時間を意識しながら過ごして下さい。

まずはスマホのタイマー機能を使うこと。作業を始める時に1時間のタイマーをセットするんです。1時間という短距離走を全力で走る。もちろん、1時間で終わらない作業もたくさんあります。それでも1時間という区切りでどれだけ生産性を上げられるか、それに全力投球するのです。1時間でできる仕事量が分かるようになると、自分は1日でどれだけのことができるのかについてのしっかりしたイメージができあがります。自分の生産性はどの程度なのかを把握できます。それによって1週間の作業の目安が分かります。それによってプロジェクト完成までのざっくりした期間が分かります。

1時間でやろうと決めた仕事はその時間内で完成させようとすること。それだけで仕事に対する向き合い方が全く変わります。

時間コンシャルになること、つまり時間を意識した仕事の仕方ができるようになること。これは「稼ぐ力101」、つまり最も基礎的なことです。しかし、それができていなくて大きな稼ぎに結びついた人を見たことがありません。

3 ピープル・スキル

稼ぐ力101をマスターした方に必要なのはピープル・スキルです。

簡単に言うと「人とうまくやっていく技術」のことです。営業だろうと内勤だろうとネットビジネスに携わっている方であろうとピープル・スキルがないと、ものごと上手くいきません。逆にちょっとしたコツでピープル・スキルは上がりますし、これがあるとどんな事業や仕事をしても概ねうまくいくものです。

対人関係やコミュニケーションスキルとか言われることがありますが、私は「楽しくアサーティブなコミュニケーションができること」こそがピープル・スキルだと思っています。

人は楽しい人に集まってきます。仕事やおカネも楽しくやっている人に集まると言われています。しかし、楽しいだけではビジネスの交渉や価値の交換という場においては十分ではありません。それで必要になってくるのがアサーティブなコミュニケーションです。日常生活およびビジネスの場で、他人と100%と同じ意見になることはない、と考えた方がいいと思います。あったらラッキーと思って下さい。基本あなたの「意見ややりたいこと」とあなた以外の人の「意見ややりたいこと」は違います。違いの度合いは状況や相手次第ですが「やや違う」から「完全に違う」までいろいろです。その中であなたは「相手の言う通りにしてしまう」から「こちらの言い分を徹底的に主張し続ける」まで、さらには「そこでのコミュニケーションを放棄する」を入れると様々な対応の仕方があります。

その中でアサーティブなコミュニケーションとは、「相手の意見も認めつつ、自分の主張も認めてもらう努力をして、建設的な中間点を模索する」コミュニケーションです。それを実現するキーワードは「誠実」「率直」「対等」「自己責任」です。

これができないと、こちらが一方的に泣き寝入りしたり、逆に相手の主張をねじ伏せてしまったり、あるいは取り組みを放棄してしまうことになります。どれも、後味が悪いだけでなく、ビジネスには結びつきませんよね。もちろん、日常生活においてもスムーズにいかない要因になります。

時間を意識すること、ピープルスキル。この二つがあれば、どんな状況においても稼ぐ力となるはずです。

 

え、こんなこと?と感じてらっしゃる方もいるかもしれません。

しかし、人間は誰でも1日24時間という枠の中で生きている、そして人間は人とコミュニケーションしながら生きていることを考えるとこの二つの重要性、合点がいきませんか?

まずはtry it out「やってみて」ってことです。

ではまた

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