今日は自分ブランド型ビジネスで売上をワンランクアップさせる方法をお伝えします。
なぜそれが必要かと言うと、ものごとの流行りのスピードってどんどん加速していますよね。未来永劫売れ続ける商品なんて、ないのは当たり前。1年売れ続けたらロングセラーと言われるほど、という状況です。
なので、商品やサービスだけで勝負すると、次々と新しいものを作りださなければならない。こんな構造になっているんです。つまり、これって結構消耗戦ですよね。長期的に見ると勝者は誰もいないって状態です。
一方、自分の価値で勝負する自分ブランド型ビジネスは、時代や表面的なニーズが変わっても生き残れます。なぜなら、自分ブランド型ビジネスは人間の本質的欲求に根ざしたものだから。
特に最近、人生100年時代とか言われてます。長期的視点で自分の価値を捉え直すことができ、それを市場での勝負できる価値にすることができやすくなってきている。
そんな理由から自分ブランド型ビジネスを作ると売上がワンランクアップできるのです。
では具体的にどう行ったらいいのかについてお話します。
自分ブランド型ビジネスで売上をワンランクアップさせる
まずは、自分ブランド型ビジネスの作り方について具体的にお話しますね。
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ステップ1:「好き」を特定する
マーケティングでは自分の強みを活かして市場に打って出る、とよく言われています。
でも、最初から圧倒的な強みを持っている人はこれでもいいのですが、普通の人はなかなかうまくいきません。なぜなら、普通の人にとって分かりやすい強みってそんなに持ってないからです。
普通の人にとって強みとは結果なんです。継続して行動した結果が強みになります。なので誰もが行動を継続できることを見つけることがまずは必要。それが「好き」なんです。
なので最初のステップは「好き」を特定することです。
「好き」とは何か?
- 余った時間に知らないうちにやってしまうもの
- 人から止められてもどうしてもやってしまうもの
- 子供の頃夢中でやってたもの
- やるとワクワクするもの
などです。
まずは現在と過去の自分の棚卸しから初めてみて下さい。
ステップ2:「好き」を軸としてナンバーワンになれる市場を作る
次にナンバーワンになれる市場を作ることです。
経営の神様ピーター・ドラッカー氏も言ってるように市場でトップに立たなければ利益はあげられません。
なので、自分の「好き」が大きな領域だった場合、それを細分化していきます。 ただし、あまり細分化し過ぎないように注意してください。あまり細分化し過ぎると、市場に顧客がいなくなってしまう可能性があるからです。
そこでオススメしたいのが、一旦このステップ数をやった上でなのですが、「好き」にちょい足しをする方法です。
ステップ3:「好き」にちょい足しをして市場で勝負できる自分ブランドを作る
「好き」にちょい足しをするとは何か。
「市場にとっても価値あること」でかつ自分の大好きなことを本命価値と言います。でもその本命価値で勝負するには市場があまりに広すぎたり、ライバルが多すぎたりすることもよくあること。
なので、その本命価値にちょい足しをすることであなた独自の勝ちにしていくことができます。 ちょい足しするとは、「好き」を細分化した余りもののような分野です。または、猛烈に「好き」から派生したもの。
これによって、あなたの勝負する市場は、血みどろの海つまりレッドオーシャンから、ライバルの少ないブルーオーシャンにシフトすることができるんです。
これが「好き」にちょい足しをして市場で勝負できる自分ブランドを作るということ。
ステップ4:価値を発信する
このステップは「好き」にちょい足しをしてできた自分ブランドを発信していくステップです。この発信のステップについては基本的なマーケティングのやり方、つまり「売れる仕組みを作る」方法でやるべき。そちらの専門記事をご覧ください。
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自分ブランド型ビジネスで売上がワンランク上がるとは
自分ブランド型のビジネスをすることによって売上がワンランク上がる。その売上ワンランクアップの意味についてご紹介します。
基本的に3つのメリットがあるため、結果として売上がワンランク上がるのです
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単価が上がる
勝負の仕方を、商品やサービスの価値訴求型から自分ブランド型ビジネスにシフトすることによって、他と比べられることが少なくなります。また希少価値が出ます。
つまり、見込み客が欲しいと思う領域に提供するものが少ない選択肢が少ない状態となるのです。
さらに、ライバルとの差別化ではなく希少価値を元にした独自化を狙える自分ブランドは価格の決定権が提供者側にシフトすることもできるのです。つまり、値切られることなく単価を上げることができるのです。
商圏が広がる
基本、自分の価値が売りものである自分ブランド型ビジネスはお店を持つ拠点型ビジネスとは違います(もちろん、拠点型をプラスすることも可能です)。つまり、どこにいてもあなたがあなたである限りできるのが自分ブランド型ビジネスだからです。
なので、オンラインなどで展開することが容易になります。そのため、日本全国はもとより世界中に商圏を広げることが可能になるのです。
もちろん提供価値を日本語という言語を使う場合は、世界中に住む日本人相手ということになりますが。
派生商品が売れる
一旦、自分ブランドの価値が上がると、その価値は一種のお墨付きのようなもの。言い方を変えると権威性ということになります。「あの人が言うんだったら」とか「あの人が勧めるのなら」ってことです。
その権威性を活用して他の分野に展開していくことが可能となります。その結果、勝負する分野が拡大、それに伴って派生的商品を販売することができ、トータルの売上がワンランク上がることに貢献していくのです。
まとめ
今日は自分ブランド型ビジネスで売上をワンランク上げるという話についてしました。
流行りすたりのサイクルが早い今日、商品やサービスの価値だけで勝負するのは一時的に儲かったとしてもロングセラーになることは大変難しい状況です。
一方、人生100年時代と言われてるように働き方・生き方が多様化し複数のフェーズでさまざまなことを経験することができる時代では「自分の価値を深掘りし・市場において競争力を高めること」が可能になっています。
その軸となるのが自分の「好き」です。自分の「好き」を特定して、さらにちょい足しすることで市場における競争力を増すことができます。
自分ブランド型ビジネスに方向転換すると単価が上がる、商圏が拡大する、派生商品が売れるなどのワンランクアップが期待できるというお話もさせていただきました。是非お試しください。