同業者の中でもなぜか稼いでる人、なぜか人が集まってる。こんな人いますよね。その理由は、その人には間違いなくブランド力があるからです。
今回は起業家初心者でも集客でき、その結果売上アップに結びつくための基本的なブランディングについて3つのステップで解説していきます。
起業家ブランディング101【3ステップブランディング】
まずはやるべき3つのステップです。
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それぞれについて解説していきます
ステップ1:何をコアバリューにするか
あなたは何をコアバリューにするかです。単なるバリューというよりも根底にある核となる価値という意味でコアバリューという言葉にしています。
単に
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だけではなくその元にある「あなたならではの根本価値」。これがコアバリューです。
もちろん、
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も価値があります。
これはこれで、必要なこと。まずは顧客はこれを求めて来るわけですから。
でもこれだけだと
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と長期的に見た場合、勝ち続けられるかどうかわかりません。
なので、
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あなたの根底にある価値が必要なのです。これがコアバリュー。
コアバリューがあると、そこから派生して色んなビジネスに展開することができます。
例えばマーケティング業界
SNS や広告で人に伝える、そして納得して買ってもらうことが大事ですですよね。なのでライティングのスキルを上げたいというニーズがあります。
だから「ライティングのスキルアップ」という価値を提供する。これはもちろんアリです。
でも、ライティングの本質って、
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ことが目的ですよね。
だとしたら、その本質である
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を提供した方が「使える場面が増える」つまり「ビジネスが広がる」可能性があると言えますよね。
つまり、ライティングスキルの本質である「相手を行動させるコミュニケーション能力」と捉えると、以下のような「市場が求めること」にも対応できるわけです。
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など。
なぜかと言うと、これら「求めること」に対する本質的な能力は
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だからです。
なので、単に問題を解決するだけのバリューと本質的なコアバリューを今の例を使って分けると
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ということになります。
あなたのコアバリューを何にするのか?それがこのステップで言っていることです。
コアバリューを見つける方法
次の二つのアプローチからあなたのコアバリューを特定していきます。
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市場の声を聞く
まず、あなたの見込み客になりそうな人たちの
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などをリサーチします。ネットでのリサーチでオッケーです。
次に、そこから浮かび上がってくる
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を特定します。
例えば、ダイエット領域のリサーチをあげると
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このように、現象としての悩みの根本まで探っていきます。この段階では推測で大丈夫です。
次に、この「根底の根本の悩み」を解決できそうなあなたの提供価値を見つけていきます。
どうやって見つけるかというとこの3つです。
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などの中から、市場にある悩みの「根本の根本」を意識して探します。
もしかしたら、ダイエットをしている時、姿勢を良くして歩いたら、
自分に自信もてたって感じた!
人から「なんか今日いいね」って言われた!
なぜか気持ちあがった!
などの経験があったとしたら
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ことになるかもしれません。
ステップ2:誰をターゲットにするか
ビジネスにおいてターゲットを特定しないコミュニケーションは独り言のようなもの。
なのでここでやることは、あなたのビジネスのターゲットを設定することです。ターゲットの設定方法は三つあります。
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市場にいる人たちから推測
一つ目はステップ1でのリサーチから浮かび上がってきた人たちから推測することです。ネットで検索するといろんな悩みや願望について相談している人がいますよね。この人たちを参考に自分のターゲットを設定するやりかた。
ペルソナを設定
二つ目はペルソナを設定することです。
ペルソナとはあなたにとっての理想的な顧客像を設定することです。架空の人物ですが、こまかく設定してしていきます。例えば
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みたいにことです。
そして、あたかもその人が市場の実在の人物のように、あなたが発信するコミュニケーションをいつもこのペルソナに向けていくことです。ペルソナについて理解を得るならこの記事をオススメします。
【3分で分かるペルソナ】 あらゆるマーケティング、そして自分のブランディングの際にペルソナを規定することは有効な方法。ペルソナって聞いたことはある。でも具体的にはペルソナってどういうもの?なぜ有効なの?設定方法って?その後、どうするの?を解説します。 |
過去の自分
三つ目は過去の自分をターゲットに設定することです。
過去の自分と現在の自分、その違いが成長ですよね。この成長をもらたすために必要だったことが「現在のあなたが提供できる価値」。
今は社会人。「今の自分」だったら、「過去の自分」に教えられることはたくさんある!
今、学生だけど、就活の悩み・人生の方針の迷い・ライフスタイルの想い・・・いろいろあるんだよなぁ〜。
過去の自分に遡って見ると、その時の悩み・願望・気持ち・価値観など全て分かりますよね。その人をビジネスのターゲットに設定するというやり方です。
今、ターゲットを設定する3つの方法をあげました。
どれがベストかは、ケースバイケースです。が、コーチ、コンサル、カウンセラー、セラピストのような業界ですは、「過去の自分」をターゲットするやり方が個人的にはイチオシです。
ステップ3:どんな世界観を出すか
このステップではあなたがどんな世界観を出していくかです。ここが一番難しいところです。
でも、ここがうまくいくと、同じ業種・業界で同じサービスを提供してても「なぜかあなたが選ばれる」という現象が起きます。
そもそも世界観って何か?
一言で言うと「ものごとをどう見るか」ということです。
世の中に起きてること。その事実は変わらないのに、どう受け取るかによって
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が変わってきます。
このどう受け取るかが「あなたという人物を決めている」わけです。
人によってはこれを「解釈力」と呼ぶ方もいらっしゃいます。それがあなたの世界観を作るためのインプット。
そして、人が感じる「あなたの世界観」はそのインプットを元にどうアウトプットするか。それによって形作られます。
アウトプットは主に
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です。
視覚と聴覚については説明する必要ないと思います。体感覚についてだけちょっと説明すると。
体感覚が優位な人はボディランゲージや体を使った感覚表現をすることを好みます。
例えば「軽い感じ」「美味しい話」「〇〇が熱い」など。
この三つを組み合わせて「どのようにあなたの解釈をアウトプットするか」それがあなたの世界観を作り出すのです。
「世界観とは」についてまとめると
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世界観をどう作るか
では世界観を作るにはどうしたらいいか?
もちろんそんなに短期間で出来る事ではありません。しかし、ビジネスの成果につながるブランディングをする上で世界観は不可欠です。
なので意図的に相手が感じ取れるあなたの世界観を出していく必要があります。その方法は以下のようなことをやることです。
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その日に起きたことを記録する
これは毎日やることです。
特に感情が動いたこと、記憶に残ったことだけで大丈夫です。まずその事実だけをできるだけ客観的に記録します。
それに対して思ったことを書きとめる
これも毎日やることです。
記録した事実に対して「自分がどう思ったか」を書きとめます。正しいか正しくないか・事実なのかそうでないか・など考える必要ありません。思ったことだけで大丈夫です。
根底に流れる自分の価値観を把握する
これは一週間に一回または10日に一回やることです。
「記録した出来事」「それに対して思ったこと」を見返します。そしてなぜそう思ったのかを考えるます。それによって「自分の価値観を把握する」のが目的です。
つまり、
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価値観と世界観の関係はこうなっています。なので、世界観を出していくブランディングをするためには「価値観をちゃんと把握しておく」ことが必要です。
3ヶ月程度を目安にやってみてください。
まとめ
以上三つのステップで起業家ブランディング101についてお話しました。
あくまでもこれは101、つまり入門編です。
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などで
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市場で勝負する人には役立つ方法です。
ポイントだけ復習すると、
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となります。是非やってみてください。
ではまた!
参考記事
【年商1000万円を目指す起業家に必要なブランディングとは】
年商を1000万円レベルに持っていくためにやるべきことをたった一つ挙げろと言ったら何になるか?本記事では、たった一つあるとしたら何か?にフォーカスして具体的な方法も交えてお伝えしています。年商1000万円を目指す個人起業初心者の方には必見です。