毎月売上が上下するのって何とかならないのしょうか?
こんなご質問をいただくことも少なくありません。
今月の売上はまあまあです。でも先月がひどかった!
私は今月ちょっと苦しいかも。
個人起業家の間でのこんな会話、聞いたことありますよね。
毎月の売上の上下ってしょうがないことなのでしょうか?
結論から言うと、
これについて2つの項目でご説明します。
- 「体験価値をもとにしたブランディング」ってなに?
- 具体的にはどうしたらいいのか?
個人起業家の売上が上がり続けるブランド体験価値
「体験価値をもとにしたブランディング」ってなに?
「体験価値」って言われてもよくわからないですよね。
その「有り・無し」をお伝えすることでより分かって頂けるかもと思います。
体験価値が無いやり方とは
実は、毎月の売上が激しく上下する理由は、
その月にやったことだけしか売上に反映されない仕組みにあります。
例えば、
- ある月にイベントやキャンペーンをやる ➡︎ 売上が上がる
- イベントやキャンペーンをやらない ➡︎ その月は売上が上がらない
こうなっているからですよね。
つまり、
- 提供した体験が相手の価値になってない
- 価値として積み上がってない
こんな「一過性型」のやり方が「体験価値をもとにしていないやり方」と言えます。
体験価値をもとにしたブランディングとは
でも、
- ある月の活動 ➡︎ 売上になる
- 活動 = お客さまが体験することで価値になる
- 毎月の活動 ➡︎ 毎月価値が貯まる
こうなっていれば、
活動すればするほど、「お客さまが感じるあなたの価値」はどんどん増えていくことになります。
あなたが提供する有料サービスの価格とお客さまが受け取る価値、それが
こうなっていればいいですよ。価値が貯まるとは「価格より価値が大きい」しかも、その差がどんどん大きくなる、そんな状態です。つまり、どんどん「買いやすい」状態になるわけです。
結果として、安定して売上が伸び続けることになるのは言うまでもありません。
これが、体験価値をもとにしたブランディングなのです。
具体的にはどうしたらいいのか?
これは3つのことをやることです。
- 徹底的に顧客ニーズを理解すること
- 顧客を絞り込むこと
- まずやるべきことをやる
徹底的に顧客ニーズを理解すること
そもそもあなたと最初にコンタクトをとる時の見込み客って、どんな状況ですか?
間違いなく
- 解決されていない悩み
- 達成されていない願望
このどちらかがあるはず。これが「顧客ニーズ」です。
そして、
「もしかしたらニーズが満たされるかも」と思ってコンタクトしたはず。
このコンタクトとは、
- ブログを読む
- SNSの発信を見る
- ウェブサイトに行ってみる
などのことです。
なので、
「この人のコンテンツからはニーズが満たされることはない」と思った場合、すぐに離脱します。
逆に、
「この人こそ自分のニーズを満たしてくれるに違いない!」と印象を持てば
- ブログを定期的に読む
- SNSの発信をチェックする
- ウェブサイトを回遊してみる
ことになります。
この時必要なのが、コンテンツ内で
- こんなことが書かれていたらいいなぁ
- 次にこう展開してくれたら最高
- こんなアドバイスがあればうれしい
に応えることで、
本当にこの人凄い!
私のために言ってくれている!
めっちゃ嬉しい!
のように感情を動かすこと。
つまり、
「思ってたより良かった!」という体験、ひとことで言うと「満足した体験」によって引き起こされます。
こういった体験は価値として蓄積されていきます。これが体験価値です。そして、この「体験価値」があるところまで蓄積されると
「一回一回の活動に左右されない確固たる評価」ができあがります。
この状態になると、あなたがどんなサービスを提供しても、購入という行動を促すのは難しくなくなります。
この流れができたらいいですよね。そしてこの流れの最初にあるが「徹底的に顧客ニーズを理解すること」でした。
顧客を絞り込むこと
でも、
一人一人のお客さまニーズって違いますよね!
違ったニーズを理解するのって難しいんじゃないですか?
と思うかもしれません。
だからこそ、顧客の絞り込みが必要なのです。
どの辺に絞り込むかというと・・・・
あなたが
- めちゃめちゃ詳しい領域=顧客ニーズ
- あなたの「得意」=顧客ニーズ
これらを持つお客さまに絞り込むのです。
極端に言うと、こうすることで
- 日本人全員を満足させることはできいけど
- 一部の人には死ぬほど高い満足を提供できる
状態になります。
これが個人起業家ならでは体験価値をもとにしたブランディングです。
まずやるべきことをやる
「まずやるべきこと」とは
あなたが想定している見込み客のニーズを徹底的に「流れで把握する」こと。
見込み客のニーズとは
- 解決されていない悩み
- 達成されていない願望
でしたよね。これを徹底的に把握すること。
しかも単に「状況を把握する」だけではありません。
- その状況における感情
- その状況で求めている情報やアドバイス(コンテンツ)
- コンテンツを提供したときの感情
- コンテンツを提供した先にある変化した状況
- 変化した状況における感情
など、顧客ニーズを
- 現在
- 途中
- 理想の状態
という「流れで理解する」こと。
そして、
あなたが得意とする解決方法というフィルターにかけて見込み客の絞り込みをすることです
これが「まずやるべきこと」です。
そして、その次は「あなたが得意とする解決方法というコンテンツ」を絞り込んだ見込み客に流し続けること。
これにより、毎月の売上に一喜一憂しないブランド、つまり売上が上がり続ける「体験価値をもとにしたブランディング」が実現できるのです。
まとめ
あなたが提供する体験を価値をして積み上げていく「体験価値をもとにしたブランディング」は
- 顧客ニーズの徹底理解
- 顧客の絞り込み
のステップで実現できます。
ブランディングの価値は流れの中で蓄積されていくものですから。そのほか、売上アップを「2軸を使って実現する」方法についてのURLも貼っておきます。
売上を最大化するにはどうしたらいいのか?個人起業家なら、いやビジネスをやっているなら永遠のそして最大の課題ですよね。当記事では「売上」「リピート」という2軸で捉えたビジネスをその特徴ごとに解説し売上を最大化する方法を解説します。