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早期退職者が一人で稼いでいくためのブランディングとは【3つのステップ】

日本では大企業の早期退職のプログラムがずいぶん出てきてるようですね。私の後輩から相談を受けました。「うちの会社でも来年、やるって噂ですが応募したらいいでしょうか?」と。

その時は、「会社にいた方がいいよ」と回答。なぜかと言うと、彼自身に課題の深掘り感がなかったから。会社の看板を外して、ちゃんと稼いでいくのは

  • 「すごく難しくはない」けど
  • 「簡単じゃない」

から。

ここでは、早期退職をしてその後一人で稼げるようになるための「公式」をお伝えします。

早期退職者が一人で稼いでいくためのブランディングとは

結論から言うと、「稼げる公式」の考え方は、会社での経験を活用して独自化ブランディングすることです。 

3つのステップで考えるのがいいと思います。

  • ステップ1:会社員時代の経験をアセットとして差別化ではなく独自化を狙う
  • ステップ2:早期に収益化システムを確立する
  • ステップ3:これまでの経験と新たな経験をベースとしてポジションを取る

ステップ1:会社員時代の経験をアセットとして差別化ではなく独自化を狙う

おそらく早期退職の対象者って会社員として10年から20年はやってましたよね。なので、経験値は結構あるはず。

しかし、そのまま個人として勝負するのはNG。と言うのは、会社員としての生き残り方と個人での勝負の仕方は全く違うから。当たり前ですよね。

なので、このステップでは次の三つの手順で「経験をできるだけ尖らせて独自化」することをオススメします。

手順1:棚卸し

  • 自分が何を知ってて
  • 何を提供できるのか

のざっくりとした棚卸をする。

手順2:ニッチ市場を見つける

勤めていた企業が狙っていた市場を細分化する。企業としては「そこまでうま味のある売り上げにならない」だけど「個人としては十分なリターンが期待できる」。そんな小さな市場を見つけていく。

ニッチについて、語ることが山ほどあるのでご興味のある方はこちらの記事を参考にしてください。

【個人起業家ブランディングの決めて:ニッチ戦略】起業家のブランディングのお悩みで多いのは「集客できない」。これは「ポジションを取れてないから」。これを解決するにはアタマの中でも、ネット検索でもあなたが上位に上がる必要があります。そのためのニッチ戦略についてのご説明しています。集客でお悩みの起業家の方は是非ご覧ください。

手順3:独自のアプローチ方法を確立する

見つけた小さな市場に対しての独自のアプローチ方法を確立する。誰もがやりそうな正攻法だと「差別化」が必要となり消耗する可能性があるので、あなたしかできない独自性にこだわる。

例えば、

  • 独自のものの見方
  • 独自の解決方法
  • 特化した悩みの解決

など、あなたしかできない独自のスタンスを取る。

とはいえ「本当にあなたしかできない」のかは、結局やってみないとわからない。なので、この時点で「ほぼあなたしかできないんじゃないだろうか」というところまで行き着けばオッケーです。 

ステップ2:早期に収益化システムを確立する

定期的に毎月給料が振り込まれていた会社員がいきなり給料がなくなるのは、予想していた以上に心理的ダメージが大きいもの。

なので、まずは小さくてもいいから早期に収益化できるシステムを確立することを目指します。

とはいえ、収益化をシステム化するのはそう簡単ではありません。なので段階的にやっていきます。

初動

小さなパッケージ商品を作って小さな売上を上げる。

会社員時代に付き合いのあった人を中心に、小さな問題解決商品を販売することです。

その人たちの

  • あったらいいな

を埋めていく商品です。

大企業が手が回らなかった領域には「あったらいいな」の市場があるはず。

そこだけに特化します。単体の売上は大したことないですが、退職後の「ご祝儀」として発注してくれるところも結構あるものです。

数を集めつつ、1年間は「そこそこ安心」みたいな売上をまずたてましょう。 

次の段階

「ご祝儀」での発注が終わる前に収益化をシステム化することが大事です。

すでに決めたニッチ市場と独自化アプローチを使ってシステム化していきます。システム化とは

  • 見込み客にあなたを見つけてもらう
  • あなたの解決方法が役立つと思ってもらう
  • お試し商品と体験してもらう
  • 本命商品を発注してもらう
  • リピートしてもらう

これをぐるぐる回していくことです。 

ステップ3:これまでの経験と新たな経験をベースとしてポジションを取る

手順1と2までで

  • 会社員時代の経験値
  • ご祝儀で発注してくれたお客様への作業
  • システム化した後のいくつかの作業

によって経験の蓄積ができているはず。

それらをベースとして本格的な「市場でのポジション取り」を目指します。

これはステップ1で決めた

  • ニッチ市場
  • 独自化アプローチ

を「修正・改善」していくことです。

これにより

「勝てる市場」X「勝てる独自性」=依頼されるポジション取り

という個人起業家として収益が上がられるブランディングの公式が成り立ちます。

「修正・改善」は

  • 蓄積された経験を継続アウトプットしていく
  • 大量インプットをしていく

これを同時にやることです。

  • 会社員時代の経験
  • 独立後の経験

これらは実践的な情報です。

そして、大量インプットによって、あなたの発信情報はいつも「活きのいい実践的な情報」になります。

 

つまるところ、見込み客はそういった

「活きのいい実践的な情報」を発信している人=自分の悩みを解決してくれる人

という期待値に基づいてあなたに発注するのです。

まとめ

長い間、会社員として働いた人が、一人で稼いでいくにはやり方があります。

  • ステップ1:会社員時代の経験をアセットとして差別化ではなく独自化を狙う
  • ステップ2:早期に収益化システムを確立する
  • ステップ3:これまでの経験と新たな経験をベースとしてポジションを取る

この三つを通じて、やっていることは

「勝てる市場」X「勝てる独自性」=依頼されるポジション取り

という稼げるブランドに育てる公式通りに実行することです。

これが、早期退職者が一人で稼いでいくためのブランディングです。

本当は100人いたら100通りの個別のやり方があるのが「独自性」。ですが、ざっくり「一般化して」まとめてみました。

ではまた

参考記事

【個人起業家が最初の売上を上げるために絶対やるべきこと!】
個人がビジネスを初めて「最初の売上」を早めに上げることは大事なこと。小さくても売上を上げた事実が自信につながり、継続行動のモチベーションになるから。当記事では、個人起業家が最初の売上を上げるためにまずやることにフォーカスしてお伝えしています。

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