人生もビジネスも「選ばれる」か「選ばれないか」で決まります。「え!ホント?」って思うかもしれません。
でも、振り返ってみて「あの時、もし選ばれていたら」「もし、選べれていなかったら」って考えると「今のあなた」とは違うあなたになっていたかもしれません。もちろん単純な「良し悪し」は言えません。
でも、多くの場合「選ばれる」ことに成功した時、人生もビジネスも次のステージにステップアップします。もちろん、「選ばれなかった」ことがラッキーになる場合もあることは否定できませんが・・・。
そして「選ばれる」ためにどうするか?を考えるのがポジショニングです。
ポジショニングができた人だけ「選ばれる」
ポジショニングとは相手の頭の中にあなたをどう位置付けるか
ということ。
どういうこと?って思う方もいると思うので「人生や仕事のステージとポジショニングとの関わり」についてライフステージに沿ってお話しますね。
人生のどんな場面でも必要なポジショニング
大学入試
例えば、大学入試。これもポジショニングが関わってきます。
「え!でもテストの点だけでしょ!ポジショニング関係なくね」と思う方もいるかもしれません。でも、そんな大学入試でさえポジショニングの考え方で「選ばれて」いるのです。この場合、相手(=大学)の頭の中(=選考基準)にあなた(=点数)をどう位置付けるか(=上から何番目)という仕組みの中で決まります。
つまり、テストの点数という直線の上に自分をどう位置付けるか(点数化するか)というポジショニングなのです。面接の場合、「面接官の頭の中」に「自分をどう位置付けるか」という意味で「面接の勝負はポジショニング」ということが分かりやすいかもしれません。このように大学入試でさえ合否が決まるのはポジショニングなのです。
友達作り
では、大学にめでたく入学して友達を作る場合はどうでしょう。これもポジショニングが関わってきます。
グループとはある共通の価値観や行動の共通性などによってできた集団。なので、彼らから見て「あなたがふさわしいか」どうかの基準で「あなたの仲間に入れるか」どうかを決めます。もちろん相手は、あなたを「ふさわしいかどうか」なんて分析的に考えてるわけではありません。もっとカジュアルに「こいつキモい」とか「イケてる」とかの感覚的評価です。それによって「選ばれるかどうか」が決まるのです。
もし、あなたがそのグループに入りたいとしたら、あなたのポジショニングをそのグループにとって「価値あるもの」として「彼らの頭の中に位置づける」ことが必要です。なので友達グループに入る場合にもポジショニングはマストな考え方になのです。
就活
当然就活にも同じことが言えます。
面接官の頭の中に「必要な人材」と位置づけられた人だけが採用されるのです。もちろん「必要な人材」とは「会社によって」あるいは「その時の状況によって」違う事は言うまでもありません。いずれにしても「あなたという人材価値」を相手企業の「求めている人材」とマッチさせた時、就活は成功するのです。マッチさせるとはあなたのポジショニングがうまくハマった時です。
くどいようですがもう一つ。婚活にもポジショニング戦略はマストアイテムです。
婚活
「この人と一緒にいると安心感がある」とか「この人バリバリ働いて稼いでくれそう」とか「いい父親になりそう」とかは全て相手の頭の中にあなたのイメージをどう位置づけるかなわけです。それを相手が「価値あり!」と感じたら「成立」ですよね。
人事評価
サラリーマンにとって「評価」は切っても切り離せないもの。
ボーナスや昇進に影響するだけではなく「サラリーマン人生そのもの」を左右すると言っても過言ではありません。では、その評価「誰がするのか?」。言うまでもないですが「上司」ですよね。最近は「360度評価」みたいなものもありますが、いずれにしても「評価は他人からされるもの」です。なので「他人にあなたのどんなイメージを植え付けているのか」が重要。
そしてそのイメージ、「必ずしも頑張りではない」ということは、サラリーマンをやったことのある方だったらわかっていただけると思います。「頑張ったから評価される」とは必ずしもいかないもの。
ではなにをもって評価されるか?それは「相手の頭の中に自分のイメージがどのように位置づけられているか」つまりポジショニングなのです。
ことほど左様に、人生では、もちろんビジネスでも、次のステップに進んでいくには「ポジショニングを戦略的に考えること」が極めて重要なのです。「ブランディングの基本はポジショニング」と言われる所以です。
-
フツーの人が個人起業家としてブランディングをする手順
あなたは自分のことを「フツーの人」だと思ってますか? ここで言う「フツーの人」とは才能や能力が人並みであるという意味ではありません。セレブ夫婦のご子息・ご令嬢であるとか、すでにフォーチュン500の会社 ...
続きを見る
そのためにも戦略的ポジショニングのスキルやテクニックなど、わかっていて損はないですよね。
具体的には無料でプレゼントしているE-bookを参照して頂きたいのですが、あなたが「選ばれる」ための戦略的ポジショニングのやり方には「6つの型」があると思っています。6つとは、「足し算」型、「掛け算」型、「引き算」型、「割り算」型、「エクストリーム」型、そして「シフト」型です。
「6つの型」とは
「足し算」型
「足し算」型とは、あなたが勝負する主たる価値に、ちょっとした副次的な価値を付け加えることによって相手があなたの見方を変えるというポジショニングのやり方。付加価値型とも言えるやり方です。
「掛け算」型
それに対して「掛け算」型とは、主たる価値2つ以上掛け合わせることによって、「他にはないあなた」を作っていくもの。言ってみれば希少価値型です。
「引き算」型
「引き算」型とは、あなたが提供している価値の本質のみを取り出して、そこを強烈に相手の頭の中にインプットしていくやり方。本質追求型と言えるかもしれません。
「割り算」型
「割り算」型とは、あなたが提供している価値を一旦「分割」して、その上で「特にあなたを象徴するもの」だけを取り出してそれを相手の頭の中に刷り込むやり方。
「エクストリーム」型
「エクストリーム」型とは、「極端な」という意味の通り「ある一部を特化して極端にする」こと。どのくらい極端にするかと言うと、「圧倒的にすごい!」「絶対にマネされない」「他人からみたら絶対マネしたくない」というレベルまでにすること。
「シフト」型
最後の「シフト」型は、「今ある市場から別の市場にシフトする」と言う意味ではありません。
相手が考えてることの「抽象度をシフト」します。「抽象度をシフト」ってよくわからないですよね。ちょっと例をあげます。
例えば、あなたがエステの専門家だったとします。お客さまは「きれいになりたい!」と思っているから来るのですよね。でも「きれいにします!」で勝負すると、そこにはライバルがうようよいます。
なので、「きれいなりたい」の抽象度を上げます。どうするかというと。「 自分に自信のある人でいたい」とか「他人からいつもすごいと思われる人でいたい」のような「自己成長欲求」や「承認欲求」みたいなところまでもっていくのです。そして、そんな欲求を満たすあなたというポジショニングをすれば「選ばれる」こと間違いないですよね。
ここでは簡単に書きましたが、ケーススタディで「6つの型」を詳しく説明していますので、ご興味がある方は無料E-bookを申し込みください。メールアドレスだけでオッケー。期間限定で無料でプレゼントしております。