ビジネスをやっている方なら「ゼロベース思考」って聞いたことありますよね?
でも、知っていたとしても
- ビジネスに取り入れているか?
- 仕事に役立てているか?
というと、そうでもない方が多いかもしれません。ということで、ここでは
特に、個人起業家やスモールビジネス・オーナーがどのように「ゼロベース思考」を使っていくべきか
について解説していきます。
個人起業家が使うべき「ゼロベース思考」
まずは、「ゼロベース思考」とは・・・というあたりの復習です。
ゼロベース思考とは
これまで「当たり前」だと思っていた「考え方の枠」を一旦取っ払って考えてみること
こんなふうに言われることが多いはずです。
どうでしょうか?結構「知っていた」「読んだことある」という方が多いのではないでしょうか?でも「よく使っている!」という方は少ないですよね。
どうしてでしょう?
それは・・・・新しいものを企画したり・問題にぶつかった際、解答は
- 常識だと自分が決めている範囲
- 前提としている枠内
- 当たり前だよね、と感じている価値
の中にあると、潜在的に思っているから。だから、あえてその「常識・前提・当たり前」から外れたところに答えを探しに行かないのですよね。
でも、一生懸命「時間やエネルギー」を費やしても答えが出てこないなら、答えは「探している領域」にはないかも。だったら「別のところ」を探したほうがいいですよね。
その「別のところ」に答えを探すきっかとなるのが「ゼロベース思考」です。
起業家にとっての「答え」とは
- これだ!と思う新規商品だったり
- やっと見つかった!と思える自分らしいコンセプトだったり
- 楽しいし・効果もある!という集客方法だったり
です。
特に大きくわけると
- 新しくなにかを企画する
- 直面した問題を解決する
際に特に役立つと個人的には思っています。
どう使うのか
となると「使い方」ですよね?気になるのは。
私はテンプレートをオススメしています。「枠の外のことを考えるのに、テンプレートという枠にハメるとはどういうことだ!」と思うかもしれません。でも、大丈夫!ちゃんとこれまで「考えることを思いつかなかった領域」にまでたどり着く思考方法なので・・・
【見方を変える_ゼロベース思考】
以下が私が使っている(そしてオススメしている)ゼロベース思考のテンプレートのうち【見方を変える】ために役立つものです。
使い方は簡単。
「(A)そのものをゼロベース思考で捉え直し、もっと(B)を出したら/中心にしたら/・・・どうなるだろう?」
と文章化してみる。
- (A)には「問題・課題・悩み」が入ります
- (B)には「もしかしたらこれって価値になるかもしれない」ことを入れます
(B)は「もしかしたら・・・」程度で十分。
そして、それを発声してみて、考えをスタートする。思考が拡がることうけあいです!
例えば「集客」
例えば、あなたが集客に悩んでいるとします。この場合
- A:集客と入れます
- B:もしかしたらもっと「自分を出すこと」に価値があるのかも?(「かも」でいいです)とします。
となります。
すると
集客そのものをゼロベース思考で捉え直し、もっと自分を出したらどうなるだろうか?
となりますよね。
これによって
- これまでの思考の枠:集客とは見込み客の関心にひたすら「合わせる」ことだと思っていた。
- これまでの結果:でも、うまくいかなかった。
- 新たな解決策:もっと「自分らしさ」を出した方が「自分に価値を感じてくれている人」が集客できるし、それが理想のターゲットであるかも。
となり「今まで考えなかったけど、どんどん自分を出してコミュニケーションしてみよう!」という方向に舵を切ることができるのです。
例えば「ポジショニング」
ポジショニングを考える際、よくあるのは「空いている領域はどこだろう?」と考えること。この考えに間違いはありません。でももし仮に(例として)「どこにも空きがなかったら」どうでしょう?ずっと「空いている領域探し」に時間を費やしていても埒が明きませんよね。なので、この場合はこういったテンプレートを使って「思考に変化」を起こします。
この場合
- A:「ポジショニング」と入れます
- B:「既存市場から自由に」とします
とします。
すると
「ポジショニング」そのものをゼロベース思考で捉え直し、もっと「既存市場から自由に」考えたらどうなるだろうか?
となりますよね。
そうすることで、市場の外に「これまでにない価値」を築くことができるかもしれません。
こういったものが【見方を変える_ゼロベース思考】のテンプレートです。
他にも
- 【前提を変える_ゼロベース思考】のテンプレート
- 【条件を変える_ゼロベース思考】のテンプレート
もあり、使い方解説や事例を載せてありますので多様な問題解決にお役に立つかもです。
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では
あかばねマコト