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【個人起業にリスクなし】

今日は個人で起業してもリスクはないという話をします。

会社勤めしているサラリーマンの方と主婦の方。私のところに起業関連の相談にくる方は、この二つの属性の方が圧倒的に多いのです。なので、この方々のために話を進めていきます。

個人起業にリスクなし

起業に踏み切れない理由

サラリーマンの方

サラリーマンの方で会うたびにこんなことを言う方がいらっしゃいます。「今度こそは会社やめて起業する!」。で、毎回言うので単純に「なんで辞めないの?」って聞くと「やっぱりリスク大きいからね」ってほぼ全員が同じ答えをします。

主婦の方

また、子育てが一段落した主婦の方。「なにか仕事をしたい。でも会社員に戻るもの嫌だし、家でできる仕事を自分でしてみたい。でも失敗したら家族に迷惑かかるから悩む」という方が多いです。

リスクを考える

でも、これらの方の個人起業のリスクってそんなに大きいのでしょうか?私はほとんどないと考えています。その理由について、想定されるリスクごとに考えていきます。

給料がなくなるリスク

サラリーマンの方が起業に踏み切れない最大の理由はもちろんこれ。

  • 長期的視点
  • 短期的視点

で見てみましょう。

長期的視点

サラリーマンをやり続けていても、基本的には労働市場での価値は上がりません。上がるとすれば新規ビジネスの推進などで世間的に話題となり個人として有名になった時。

それ以外はサラリーマンやり続けて上がるものがあるとすれば、社内の評価。なので、社内で上を目指す方はしばらくいてもいいかもしれません。

でも、サラリーマンって、ある年齢になると自分が上に行けるか、行けないかってわかるもの。行けないと分かった段階で本気で起業を考えるのがいいと思います。

なぜなら、それ以上うだうだ会社に残っていても、給料は上がりません。また、ちょっと前まで部下だった人が自分の上司になり、気まずい感じになります。気まずさはともかくとして、そうなった段階では「あなたは上のポジションにいくほど評価されてないし、今後も上にはいけない」証明のようなもの。

なので遅くともそのタイミングで労働市場に飛び出す方が、その後の人生を考えると有益だと思います。

短期的視点

給料がなくなることが怖いなら副業をスタートするのがいいでしょう。会社でやってることと無関係なビジネスで、かつ、業務終了後や週末であれば会社だって文句言わない。そんな風潮になりつつある昨今の流れを感覚として捉えて、始めてしまうことが大事です。「まだうちの会社はそういうルールができてないから」なんて言ってたら取り残されるだけ。

これだったらとりあえず給料を失わずに副業でビジネスがスタートできるわけです。

投資リスク

いわゆる企業とは投資規模も種類も違います。企業では製造業の場合、多くの場合設備投資が必要。サービス業でも人を雇ったり事務所を開設したり。それなりに投資が必要かもしれません。

製造販売の場合

でも個人起業の場合、モノを製造販売する場合でも仕入れコストや製造コストはたかが知れています。というか、「失敗して全部なくなってもいい」範囲で仕入れて製造すればいいのです。

サービス業の場合

一方、コーチ、コンサル、セラピストなどのいわゆるサービス業の場合。投資があるとしても資格スクールや起業塾にかかる費用。これも自分が決めた範囲の中でやることができます。また、そこで得たものは将来に亘って使えるという意味ではリスクとは考えにくいと思っています。

訴訟リスク

従業員を抱えることは訴訟リスクが増えることを意味します。またステークホルダー(仕事上の利害関係者)が増えると同じように訴訟リスクは増えます。さらに、モノを作って販売する場合も同様です。

しかし、基本的には従業員を採用しない・製造販売の規模も小さい個人起業の場合の訴訟リスクは「我々が起業しないで日常を生きていくことによる訴訟リスク」と同程度と考えられます。なので、これのリスクもなし!

人的関係性のリスク

「私が起業するとお友達が離れていくかも」。こう心配している主婦の方がいらっしゃいました。自分が人生の違うステージに行くことで離れていく友達はいずれ離れていく人。その関係に過剰に価値を見出していくのは、自分自身の価値をも低下させること。そう言った関係は無視していいのではと個人的には思います。

リスクは逓減していく

ということで、恐れるべきリスクはあまりないと言えます。多少あるかもしれないリスクをゼロにしようとしても、それはゼロにはなりません。でも、逆にビジネスを通じて得られるものはたくさんあります。リスクと得られるものを差し引きすると、リスクの絶対値は逓減していきます。というか、得られるものの方が大きくなっていきます。

では、その得られるものって何?って話をします。

得られるもの

1.可視化しにくい成長

ビジネスを本気で頑張る場合、当然困難や失敗にぶつかります。やめようと思ったり、凹んだり。そんなことは数限りなく起きます。でも、それを自分自身を鼓舞することで乗り切ってまた行動する。この繰り返しによって得られるもの、それが人間的成長です。これはなかなか可視化するのは難しいもの。でも確実に得られる一番大きなものです。

2.比較的可視化しやすい成長

人脈、学習方法、スキルやノウハウなどです。ビジネスをやると当然意味ある人脈が広がります。課題に直面したり、よりよくするためには学習やスキル、ノウハウが必要です。それらは、ビジネスをやることによって得られる成長です。将来、違うことを始める場合にも使えるアセット(資産)となるものです。

3.自分自身の価値を再確認する機会

サラリーマンや主婦を漫然とやっていると絶対やらないのが「自分の価値を問い直おす」です。でも個人起業家はいつも「自分の価値」について考えます。なぜかと言うと、個人起業の場合、商品・サービスの価値はもちろん大事ですが、それを提供する起業家の価値がより大事だから。「〇〇さんだから買う」のが個人起業。なので、必然的に「自分の本当の価値ってどこに・どれだけあるんだっけ?」と問い直し、再確認する機会になります。それが今後の人生を生きてく上で大切な認識になるのです。

 

「個人起業にリスクなし」をもう少し長期的に考えると

私が現在住んでいるアメリカでは解雇は日常的に行われています。回復の見込みが立たない売上の低下、ある事業部門をまるまる売却した場合、担当していたクライアントが競合他社に奪われた時など、人員は単にP/L(損益計算書)のコストと考えている経営者が多いからです。

ビジネスはすでにボーダレスとなっており、日本でも同じような状況になってきています。トヨタ自動車の社長や経団連会長などから「終身雇用を前提とすることは限界」という発言もありました。

それを考えると組織に頼ることなく個人の力を蓄えておくことはこれからの時代当たり前になりますし、すでになりつつあると言えると思います。

では、個人の力をつけるとはなにをすべきかについてお話します。

個人の力をつけるには何をすべきか

専門性を身につける

専門性の高め方についてはこちらに詳しく書いてあるのでご覧ください。

【専門性の高い自分ブランドの作り方】 

 

相互に信頼できる人脈を築く

異業種交流会でいくら名刺を集めてもそれは人脈とは言えません。人格・信頼・専門性で一流の人と交流を持つこと、そしてその人からも信用されておくことが重要です。そのためにはまずは自分のできることをギブすること。これ以外にはないと思います。

有益な情報へアクセスの仕方を覚える

正確で有益な情報にアクセスができないのは、丸腰で戦場に行くようなもの。信頼できる人からの一次情報はもちろんのこと、信頼できるネットでのインフルエンサーなどをフォローしておくことも重要となります。

行動力を身につける

なにはともあれ行動力です。どんなに信頼の出来る人との人脈があっても、どんなに有益な情報にアクセスできても、行動しないと何も始まりません。

逆に、行動することによって得るものは計り知れません。個人起業家の場合サラリーマンと違って誰かがやってくれる「誰か」はいません。自分でやらなければいけないし、早く入らなければいけないし、早く学習していかなければいけない。この成長スピードの元となるのが行動力です。 

まとめ

ということで、個人起業にリスクはないと言えます。逆に何もせずにぬくぬくとサラリーマン生活している方がリスクが大きいことに感覚的にでも気づいたら副業をしてみる。副業で手応えがあったらもっとやってみる。人生どこからの時点で「気力はあるけど体力が・・」という時期が来るもの。そうなる前にスタートすることが唯一のリスクヘッジであると考えるわけです。

ということで、個人起業にリスクなし、というお話でした。

ではまた

参考記事

【個人ビジネス成功のためにやっておくべき5つのこと】

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