「フォロワー数を増やしたい!」「いいね!もたくさん集めなきゃ!」と思ってSNSやったりしてませんか?これはSNS上でインフルエンサーを目指したり、ブログの広告収入で生きていこう!と思っている方には必要なことですよね。
でも、もし「ネットは売上を上げるためのツール」というビジネスの場合は、必ずしもフォロワー数が大事とは限りません。意識すべきは
少ないファンで売上を上げること
これを実現するのがあなたの独自価値を徹底的に追求することです。
私はそれを「独自化ブランディング」として提唱しているのですが、まずは基本的なマーケティングから押さえておく必要があります。
その際、重要なポイントは「順番」です。ここではそれをお伝えします。
「少ないファンでも売上を伸ばす」独自化ブランディングは順番が大事!
マーケティングの3Cって聞いたことありますよね?
マーケティングの3C
- Company(自社)
- Customer(顧客)
- Competitor(競合)
のこと。
まず考えるべきはCompany(自社)です。つまり、
あなただからこそ提供できること
をまずははっきりさせることです。
「そんなことわかってるよ!」という方もいらっしゃるかもしれません。でも、実際にマーケティング戦略を立てる際に「差別化」を意識するあまり「Competitor:競合」をまず考えてしまう方も少なくないのです。なので、あえてここでお伝えしようと思います。
なぜ「顧客」が先じゃないの?
よく「マーケティングって、顧客の満たされてないニーズを解決するため」にあるのもなんだから「顧客が先でしょ!」と思う方もいらっしゃるかも。
確かに「マーケティングとはこっ客の満たされてないニーズを解決するためにある」というのも間違いではありません。
でも、
顧客ニーズは見込み客自身が認識しているとは限りません
認識している場合もありませんが、商品を見せられてはじめて「あ!これほしかった!」とか「いいね!」と気づく場合もあります。
iPhoneだって「ポケットに入るコンピュータと電話が一緒になったものが欲しい」
と発売前に言っていたひとはいないと思います。
さらに「顧客ニーズ」を第一優先にしていると「便利屋」になってしまう可能性もあります。「顧客ニーズは大事じゃない」と言っているわけではありません。あくまでも、自分が提供できる価値(自分しかできないこと)を「それ重要!」「それが欲しかった!」と思ってくれるお客さまを探す方がいいのです。
あなただけが提供できる価値の追求(=独自化)→その結果、価値に共感したお客さまが集まる
という順番が大事なのです。
ライバルは?
ライバル(=競合)の分析ももちろん大事!
でも、それを最初にやると自分らしさがなくなります。独自化の妨げとなるだけでなく、ライバルの動向によって「あなたの一貫性」が失われることになるので、最初にやるべきことではありません。
また、ライバルを意識しすぎるとコモディティ化にもつながってしまいます。コモディティとは「日用品」のこと。こうなってしまうと「選んでもらうためには」
- ライバルより機能を多く付け加える
- 値段を安くする
といった消耗戦になってしまいます。これは絶対に避けたいこと!
「あなたの価値」を最初にもってきて独自化できると
あなただけができること(あなたの独自提供価値)をまずはっきりさせるさせるのが「独自化ブランディング」の第一歩。独自化ブランディングができると
- 必要な人からダントツで認識される
- 認識された後のコンバージョン率が高い!
- 他の人と比べられない
- めちゃめちゃ愛される(=ファンになる)
- LTV(顧客生涯価値)が上がる
- 利益率が高い
などいいことだらけ!
おまけに自信もつく!
「独自化ブランディング」の最初のステップは「独自コンセプト」を作ること。
そのためにやることは「〇〇業界では非常識!」と思われていることをあえてやる。そして、それをロジックで支える。
非常識の背景にちゃんとしたロジックがあるので、人になんと言われようと、自信をもって『これがいいです!』って言えるようになるんです。
なにはともあれ「あなたの独自価値をまず作る」こと!
なので、大事なことは
なにはともあれ、あなたの独自価値をまず作ること
です。
マーケティングの基本の「き」である3Cを考えるにあたり「3つを同時に考えてしまっている」方が多くいらっしゃるのであえてここでお伝えしました。
繰り返しますが
- 顧客(Customer)を最初に考えると:便利屋になってしまう
- 競合(ライバル:Competitor)を最初に考えると:コモディティになってしまう
ということで「自分(Company)が先!」と覚えておいてください。これが実践できると「少ないファンで売上を上げる」独自化の方向性は見えてきます。
独自価値を極めるポジショニングについてはこちらをご覧ください。