個人起業家が成功するか失敗するか?要因はいくつもあります。
でも、究極的な決め手はこれ。
結論から言うと、
あなたの「好き」を見込み客の悩みの解決にしているかどうか |
です。
ちょっと解説します。
個人起業家の天国と地獄。決め手はこれ
基本的に、個人起業家は自分の好きなことをビジネスをすべきと思ってます。なぜこんなことを言うか?よく質問を受けるからです。その質問とは
「起業するときのテーマは何を基準にして決めたらいいですか?」
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という質問です。
好きなことで起業すべき
この質問に対して私は「好きなことで起業すべき」というスタンスです。
なぜかと言うと、ビジネスって調子がいい時も悪い時もあるじゃないですか。というか、結構悪いときも多いんですよ。
そんな凹んだ時でも継続していくことが重要。凹みながらも学習し改善していく。結局、成功はその先にしかありません。
儲かりそうだと思って始めても凹んで立ち直れなかったらそれで終わり。でも好きなことで始めた場合は多少凹んでも一日寝ればまた元気になってやり続けられる。そして好きなことだったら学習し続けられる。だから成長できす。
なので、長期的には好きなことで起業すべき。こう思ってます。
好きなことであればうまくいくのか
では、好きなことさえやってればビジネスはうまくいくのか?ですが。
結論から言うと、
好きなことだけやってればうまくいく、とは限らない |
です。
さっき「好きなことやってれば上手くいく」って言ったじゃん!と思う方もいらっしゃるかもしれません。
起業のテーマを自分の好きなことにするか?儲かりそうなことをにするか?という選択の場合は「好きなことをすべき」と思います。しかし同時に好きなことだけやってれば儲かるのかと言うと実はそうではない。と思ってます。
ではどうしたらいいの?という話に移ります。
あなたの「好き」を顧客の悩みの解決・願望達成のお手伝いにする
これどういうことかって言うと、基本的な考え方は
世の中のビジネスはすべて顧客の問題解決のためにある |
です。
個人起業家から大企業まで、あらゆるビジネスについてこのことが言えます。つまり、ビジネスとは、
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をして、その対価としてお金をいただく。ざっくり言うとビジネスってこういうことです。
ここが分かってるかどうか。それが個人起業家の成功と失敗を分ける究極的な一線です。
でも、こんな声が聞こえてきそうです。
世の中には好きだけで儲けてる人もいそうだけど・・・
例えば、パン屋さん。
「好き」なパン作りが高じてパン屋さんになった人だっているじゃない?あれはどうなの?
などですよね。
確かに、「パン作り」というテーマはその人の「好き」。
でも、その「好き」を通じてお客さまの
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などの願望達成のお手伝いをしているんです。
その願望達成のお手伝いがしっかりできているパン屋さんだけが「好きで始めた人」の中でも成功して生き残って行くのです。
というように「好き」が誰かの
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になった時にビジネスとして成功していくんです。
具体的にはどうすればいいのか
では「好き」を成功するビジネスに変えていくにはどうすればいいかを説明します。
実はこれテンプレートを使えば基本的な骨格がすぐにできます。
そのテンプレートとはこれです。
私の商品・サービスで〇〇な人を A 地点からB地点に連れて行く。 |
これにご自身のことを当てはめてみて下さい。
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ちょっと例を出しますね。
英語が「好き」なんです!
あなたの「好き」が英語だったとします。
- 〇〇な人:英語が上手にしゃべりたい人
- A地点:英語が上手にしゃべれない状態
- B地点:英語が上手にしゃべれる状態
単純化するとこういうことです。
あなたが好きな英語を使って、英語が上手にしゃべりたい人に対して、しゃべれない悩みを解決して、しゃべれる状態に連れて行ってあげる。その結果、お礼としての対価を頂く。こんなビジネス。
さらに発展させる
これだけでもビジネスになるのですが、さらに発展させることもできます。今の英語という例を使ってビジネスの発展について説明しますね。
あなたの「好き」は同じように英語です。
英語が「好き」をもっと発展させたい!
今度は以下がちょっと変わってきます。
- 〇〇な人:英語が好きなので英語を使ってビジネスをしたい人
- A地点:英語を使うビジネスのやり方が分からない状態
- B地点:英語を使うビジネスで食べていける状態
さっきとの違い、お分かりですか?
「英語が好き」を軸として
「英語ができない人をできるようにする」ビジネスから 「英語でビジネスをしたい人をできるようにする」ビジネスに発展してますよね。 |
このように「好き」と「悩みや問題の解決・願望達成のお手伝い」が結びつくとビジネスって拡大・発展していくのです。
ちょっと話がずれました。まとめに入ります。
まとめ
ペルソナ
さっきから言っていた「〇〇な人」とは、マーケティング用語で「ペルソナ」と言います。
あなたの商品やサービスに高い価値を感じてくれて、お金を払ってくれる人のこと。そういう人を仮想的に設定した人です。
メソッド
A地点からB地点に連れて行くための問題解決をメソッドと言ったりします。
ビジネスの仕組み
ビジネスとは設定したペルソナをあなたのメソッドによって悩みを解決してあげたり、願望達成のお手伝いをする。それにより対価を頂く。こんなことと言えます。
なのであなたの「好き」をテーマにした上で
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意識して活動を続ける。
つまり、
あなたの「好き」を見込み客の悩みの解決にしているかどうか。 |
これが個人起業家の成功と失敗、つまり天国と地獄を分ける一線である。と私は考えています。
ではまた