ブランド・アイデンティティって聞いたことありますか?
実は、ブランディングをする上で欠かせないものなんです。
聞いたことあるって言う方も
それって企業がやることなんじゃないの?
と思ってるかもしれません。
個人起業家も、いえ個人起業家こそブランド・アイデンティティをしっかり理解し作っていく必要があると思ってます。
この記事を読むと
- ブランド・アイデンティティってそもそも何なのか
- 個人起業家にとってなぜブランド・アイデンティティが大事なのか
- 具体的にはどうやって作るのか
などが分かるようになっています。お楽しみください。
個人起業家に欠かせないブランド・アイデンティティ
ブランド・アイデンティティとは何か
まず「あなたがやっているのがどんなビジネスであろうと」
個人起業家としてやっているのであれば、取り扱ってるのは「自分という商品」です。
これを理解することがブランド・アイデンティティ理解の第一歩になります。
「自分という商品」は2つの要素でなりたっています。
- 自分自身(あなた自身)
- 商品やサービス(あなたが販売する商品やサービス)
です。
ここではこの2つをまとめて「自分という商品」とか「あなたという商品」と言うことにしますね。
で、
ブランド・アイデンティティとは何か?ですが・・・
ひとことで言うと
のこと。
平たく言うと、「相手にどう思われたいか?」ってことです。
ブランド・アイデンティティがなぜ大事なのか?
ブランド・アイデンティティがちゃんと出来るとどんないいことがあるんでしょうか?
それ気になりますよね。めちゃめちゃ「いいこと」が2つあります!
- ライバルとの差別化ができる
- あなたを選ぶ理由ができる
こんなことが実現するんです。
この理由をご説明する前に「ブランド・イメージ」についてご紹介させてください。
またややこしい言葉が出てきたなと思ってるかもしれません。大丈夫です。簡単なのでもう少しだけお付き合いください。
先ほど
ブランド・アイデンティティとは「相手にどう思われたいか?」ということ、って言いましたよね。
でも、その相手はあなたのことをどう思うでしょうか?実は、これがブランド・イメージなんです。
整理すると、
- あなたが相手にどう思われたいか=ブランド・アイデンティティ
- 相手があなたをどう思うか=ブランド・イメージ
と言うことです。簡単でしょ!
そしてブランド・イメージこそが見込み客がもっている期待値なんです。
この商品を買ったらこうなるだろうな
この人の提供しているサービスを体験したら自分はこう変わるだろうな
こんな期待感であり、期待値。これがブランド・イメージです。
そもそも人ってこの期待感があるから買い物をするわけです。
この「買う」という行為のよりどころとなるブランド・イメージ。
これが作られる元となるのが「どう思われたいか」、つまりブランド・アイデンティティなのです。
ブランド・アイデンティティがいかに大事なものかが分かって頂けたでしょうか?
そして、
ブランディングとはブランド・アイデンティティとブランド・イメージを一致させること
なんです。つまり
にしていく活動がブランディングなんですね。
で、「どんないいことがあるのか?」って話に戻ります。
ライバルとの差別化ができる
買う気になっている見込み客がとる行動は3つだけです。
- あなたから買う
- ライバルから買う
- 買わない
ここで見込み客が、
「こんな人から買いたい」「こんな商品が書いたい」
というイメージを持っているとします。
で、あなたが
こんなふうに思われたいなぁ
と思ってますよね。それが一致していたら見込み客はライバルからではなくあなたから買いますよね。これがライバルとの差別化ができるということです。
あなたを選ぶ理由ができる
買う気になっている見込み客が使うものは
- お金
- 時間
です。1日24時間しかない中で、それをどのように振り分けるか、そんな選択の積み重ねが日常生活ですよね。
もしあなたが英語コーチだとしたら、
「あなたから買う」をじゃまするものは他の英語コーチとは限らないと言うことです。
もし見込み客が「自己成長」を目的として英語のコーチングを受けようと思っていた場合、
もしかしたらお金と時間はプログラミングや財務・会計の知識習得に回されるかもしれません。
また、
そもそも「買わない」と決断するかもしれません。
そう言ったものを排除してあなたを選ばせる理由がブランド・イメージです。
そして、
です。
ちょっとだけややっこしいかもしれません。分かっていただけましたでしょうか?
ではそんな大事なブランド・アイデンティティ、一体どうやって作るのかについてお話しします。
具体的な作り方
「自分という商品」がどう思われたいかがブランド・アイデンティティでしたよね。
なので、最終的には言語化することを目指しましょう。
これによってあなた自身も「自分という商品」を
- 再認識すること
- 客観的に見ること
ができるようになりますから。
ここでは、これを読んだだけでざっくりと「やるべきことがイメージできる」を目的とした超簡素化した「決める手順」をお伝えします。
- 手順1:目的を決める
- 手順2:提供価値を決める
- 手順3:ポジショニングを決める
- 手順4:パーソナリティを決める
手順1:目的を決める
これは「自分という商品」の目的を決めること。目的は、ビジョンとかミッションとかに言い換えてもいいと思います。
ひとことで言うと、「何のためにやるか」をはっきりさせることです。
手順2:提供価値を決める
目的に対して「約束」と言ってもいいかもしれません。
見込み客に対してどんな価値を提供するのかという約束です。
手順3:ポジショニングを決める
ポジショニングとは
- あなたがいる業界の他の人と比べての違いを分からせる
- 見込み客の頭の中であなたを選ぶ理由を明確にする
ためにやります。
2軸のポジショニングマップを書いてみることをオススメします。
「2軸」でものを考えるのはとても有効です。個人起業家の売上の最大化を「2軸」を使ってどうやるかについての記事はこちらです。
売上を最大化するにはどうしたらいいのか?永遠のそして最大の課題ですよね。当記事では「売上」「リピート」という2軸で捉えたビジネスをその特徴ごとに解説し売上を最大化する方法を解説します。
手順4:パーソナリティを決める
簡単に言うと、こういう価値を提供する人はこんな人だよねと相手が納得する「あなた像」を作るということ。
なので内面的なものと同時に外見や言動にも注意が必要。ポイントは
- この目的を追求するのはどんな人がふさわしいのか?
- この提供価値を約束する人はどんな言動がふさわしいのか?
と「ふさわしさ」基準で決めるのもやり方のひとつ。
例えばイメージコンサルタントを仕事にしている人、
毛玉のついたセーター着て出てきたら「ふさわしくない」ですよね。こういうことです。
ということでブランド・アイデンティティについてお伝えしてきました。ちょっと難しかったかもしれませんが、このテーマはこれからも引き続きやっていきます。
まとめ
個人起業家である限りブランディングの主体は「自分という商品」です。
「自分という商品」を構成する2つの要素:
- 自分自身(あなた自身)
- 商品やサービス(あなたが販売する商品やサービス)
見込み客が買い物をするのは、買った後に起こる変化に対する「期待値」。そして「期待値」を高めるのがブランド・イメージ。
ブランド・イメージが作られる元になるものがブランド・アイデンティティ。
- ブランド・イメージ=相手が自分をどう思うか
- ブランド・アイデンティティ=自分が相手にどう思われたいか
ブランド・アイデンティティを作るために決めること
- 目的
- 提供価値
- ポジショニング
- パーソナリティ
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