個人起業において「絶対必要!」と言われるのが個人起業家自身の「強み」ですよね。ここでは具体的に「強み」をどのように発見して、売上に変えていくのかについて具体的な3つの手順でお伝えします。
なにしろ、この「強み」、伸ばすために漠然と時間とエネルギーをかけてもダメなんです。
やみくもに「強み」探しをしても
市場での価値がなかった!
「強み」をいくら伸ばしても売上に全然結びつかない!
ということがよくあります。
そんなことにならないように効率的に売上に結びつく方法が以下の3つの手順です。
さらに「強み」をワンランクアップさせて売上に強烈に結びつける方法もお伝えします。
ではまずは3つの手順から。
個人起業家の「強み」を売上に変える3つの手順
- 手順1:強みと思っているものをリストアップ
- 手順2:その強みが誰のためのどんなメリットになるかを考える
- 手順3:ライバルがその強みを売りにしているかどうかをチェック
手順1:強みと思っているものをリストアップ
漠然と考えていても「強み」ってなかなか出ないですよね。しかも、それだと抜け漏れがある可能性もあります。なので、
ここでは3つの視点から「強み」と思われるものをリストアップしていきます。
- 自分が「強みかも」と思っていること
- よく褒められること
- よく人から頼まれること
ここでは
「自分が思っていること」に加えて、他人の自分に対する「言動」を取り入れてリストアップするのがコツです。
手順2:その強みが誰のためのどんなメリットになるかを考える
誰のメリットにもならない強みはビジネスにおいては単なる独りよがり。なんの成果も生みません。なので、あなたの強みが
- 誰のメリットになるのか
- どんなメリットになるのか
を考えていきます。
考える際に取り入れる視点は
- 悩み
- 願望
です。
世の中にある
- 解決されていない悩み
- その悩みを持っている人
- 叶えられていない願望
- その願望を持っている人
をリストアップしていきます。そして
あなたの強みが悩みや願望、それぞれを抱えている人と合致すれば、
「あなたの強みが見込み客が求めているもの」であると言えます。
つまり売上に結びつく可能性があるわけです。
例えば あなたがウォーキングの専門家だったとします。この場合、
ウォーキングの知識や経験はあなたの強みですよね。
いつもなんとなく気分が落ち込んでいる状態の人がいるとします。
なんだかいつも気分がパッとしないのよねぇ〜
気がつくとネガティブなことばかり考えている自分がいるんです
そんな人に対して「あなたの強み」を活かして、朝の効果的なウォーキングのやり方を指導するとかできますよね。
午前中のウォーキングはセロトニンという精神安定に関わる脳内ホルモンが出ると言われています。
このように
- あなたの「強み」と世の中の「悩み・願望」を切り離して別々にリストアップする。
- その後、マッチするかどうかみてみる。
というやり方が効果的です。
手順3:ライバルがその強みを売りにしているかどうかをチェック
いくら「あなたの強み=見込み客が求めているもの」であっても、世の中に多くのライバルが入ればその中で頭角を現すことは簡単ではありません。なので、ここでは
手順2で見つけたあなたの強みと同じ強みを売りにしているライバルがいるかどうかをチェックします。
ライバルが一人でもいたらやめましょう、ということではありません。
でも、強いライバルがゴロゴロいる市場への参入はオススメしません。
特に個人起業家のリソースをは限られているので「戦わずして勝つ」というやり方で行くのがオススメです。そのためのチェックの仕方があります。具体的な方法は
② 検索ボリュームを調べる
というステップでやっていきます。
① 関連キーワードを検索する
あなたの「強み」がどのようなワードと関連して検索されているのかを調べるツールを使います。オススメのサイトが<こちら>。
② 検索ボリュームを調べる
検索ボリュームをグーグルキーワードプランナーで調べます。一般的に、「検索ボリュームが大きい=市場がある」と言えます。
市場があることは「チャンスがある」ことです。でも、そのキーワードで検索した時に強いライバルが出てくることもあります。
その場合には、
- そのライバルに勝てそうか
- ライバルの数はどうなのか
を調べた上でこの市場に参入するかを検討します。
強みをワンランクアップさせて売上に強烈に結びつける方法
強みは、生まれつきのものを除けば
です。なので、
それぞれを増やしていけば強みはより強力になると言えます
また、
- 見込み客の悩みや願望が大きいほど、あなたの「強み」はより求められる
- ライバルが弱いほど、あなたの「強み」は相対的に強くなる
と言えます。
その結果、あなたは自分の「強み」で自分の価値を最高値で売ることができるようになります
なので、「強み」は見込み客との関係、ライバルとの関係で見ることが大事なのですが、
同時に「強み」そのものをどんどん強化していくことも大切!
さっき言った通り、強みとは「知識+経験」ですが、それぞれの側面で個別により強化している方法を見ていきます。
知識という側面で強みを伸ばしていくには
- インプット
- アウトプット
が必要。どちらか一つではなくて両方。しかも
アウトプットを意識しながらインプットするのがより効果的で効率的。
経験という側面で強みを伸ばしていくには
- 数を増やす
- 改善を繰り返す
ことが必要。数を増やすには
- モニター価格でも「とにかくやってみる」
- キャンペーンをして集中してやる
などのやり方があります。
また、改善を繰り返すには
- KPIを設定する
- PDCAを回す
これがベストでしょう。
まとめ
個人起業の「強み」を売上に変える3つの手順をご紹介しつつ、さらに強みをワンランクアップさせる方法をお伝えしてきました。
市場で価値ある「強み」を見つける方法はこれがベスト!と思っています。
- 手順1:強みと思っているものをリストアップ
- 手順2:その強みが誰のためのどんなメリットになるかを考える
- 手順3:ライバルがその強みを売りにしているかどうかをチェック
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