今日は「顧客との距離感」についてお話しします。
今、ファッションの世界で注目されている販売手法は、See Now, Buy Now(いま見て、いま買う)です。
ショーで発表された商品が店頭やネットですぐに買えるこの手法。
これによって消費者の購買行動が全く変わりました。
これまで、
ところが2016年ロンドンのショーでバーバリーがSee Now, Buy Nowを成功させたことで様々なブランドが取り入れました。
それを契機にファッションショーはネットを使って即買える、
でも実は、東京ガールズコレクション(TGC)
TGCの素晴らしいのは、
TGCは延べ3万人が会場に行き、
それを実現させている要素のひとつが絶妙な距離感なんです。
ここで顧客との距離感に配慮して成功しつつある食材宅配ビジネス
==============================
【事例】
HelloFresh
https://www.hellofresh.com/
ヨーロッパで創業された当社がアメリカに進出したのは2016年
できる限りの地産地消と栄養バランスを考えた食材の会員制宅配ビ
この企業のユニークなところはレシピ写真における顧客との距離感
食品を扱うほとんどの会社は出来上がりのレシピ写真をできるだけ
この会社もそうしていました。
宅配される食材を使うとこんなに美味しそうな、
ところがある時、小さな子ども5人を抱えるお母さんから、
料理の盛付けをこんなにきれいにして、
これがきっかけとなり社内の議論に火がつきました。
本当にこんなにきれいな写真が必要なのだろうか、
そこで、テストをすることにしました。
一枚はこれまでと同じように最後の盛付けの美しさまでこだわった
もう一枚は、いかにも日常生活の中で作られた仕上がりの写真。
なんどやっても結果は同じ。
生活感を感じさせる、
いろいろな調査をした結果、
さらに、自分が作った実際のものと、
顧客の現実と商品が「自分も頑張れば手が届く範囲」
その後、順調に会員数を伸ばしているとのことです。
==============================
以上今回は「顧客との距離感」の重要性についてでした。
では
LAコンサルティング
赤羽 誠