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ヤフー新人事制度と「Eランス経済の夜明け」から個人起業家の生存確率を考える

「社員が日本国内のどこでも居住してもいい」というヤフーの新制度のリリースを読んで、思わず「Eランス経済の夜明け」という論文を思い出した。

この論文が『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌に掲載されたのは1998年のこと。

「Eランス経済の夜明け」

論文の印象的な一部分を以下抜粋する。

経済の基本単位は会社でなく個人になっていく。タスクは管理体制(a stable chain of management)が振り分け・コントロールするのではなく、独立した個人事業主が自律的に行うことになる。Eランサーという個人事業主が流動的で時限的なネットワークにつながり商品やサービスを生産、販売する。そして、タスクが完了するとネットワークは解散。メンバーは再び次のタスクを求めて散っていく。

ヤフーの新制度は「社員」を対象としたものであり、「Eランス経済」の論文は「個人事業主(フリーランス)」の働き方について。

なので対象としている「働く人」のステータスは根本的に違う。とは言え「業務(タスク)への向き合い方」という意味でいくつかの共通性を感じる。いずれにしてもヤフーの新制度についてはリリース以上の情報にあたっていないのでコメントはここで終了。

個人起業家はどうすべきか

気になるのは個人起業家が、上記論文で言うところの「ネットワークにつながる」ためになにをすべきかだ。

ネットワークにつながるとは、言い方を変えると「売上を上げる」ということ。

そもそも管理体制を持たない個人起業家は市場で自らタスク(=仕事)を獲得していかなければならない。さしずめ、獲物を奪い合う野生の王国状態である。となると、

  • どこで獲物を取るか=戦う市場をどこにするか
  • どのように獲物を取るか=どんな戦いかをするか

で生存確率が決まってくる。

個人起業家の生存確率の高め方

多くの獲物候補が群をなしているところに飛びかかるのは、あまりに「戦略的でない」行動。

かと言って、ライバルの猛獣たちと同じ場所から狙っていても無駄な競争が発生して非効率。

とは言え、ライバルはいないからといって獲物が通る可能性が低いところで潜んで待っていてはお腹が空いて死んでしまう。

なので、獲物候補となる動物がいる領域でライバルとは違った「自分らしい狩の仕方」をするのがお腹を満たす、つまり生存確率を高めるやり方であろう。

「自分らしい狩の仕方」とは「木登り」が得意なら木の上から獲物を狙い、草むらに潜むの得意なら草むらへと言う作戦だ。

つまり

  • 需要のあるところを対象領域とし(レッドオーシャンの可能性大)
  • ライバルとのスペック合戦としての「差別化」戦略とは一線を画し
  • 自分の「得意技(=強み)」「らしさ」を武器に
  • 少しでも勝率の高いやり方(=見込み客に役に立つ)にフォーカスする

がベターがやり方の中でも、とりわけベターなのではと考えるのです。それが個人起業家の「独自化」戦略

個人起業家の独自化戦略

みんながやっているからという理由だけで、とりあえず同じ方向に向かって行き、そこで「スペックの違い」を出していく差別化合戦ではなく、みんながやっているかどうかは気にせず「自分らしいやり方」で存在感で惹きつける。

それが個人起業家の独自化戦略

  • 自分らしい=好きで得意なこと→成果が出しやすい
  • 自分らしい=やっていて楽しい→人が寄ってくる

まさに「Eランサー的(←勝手な印象ですが)」働き方なのではと思っているのです。

当然そこにはポジショニングの考え方が必要となり、ブランティング的思考がマストであると思います。

個人起業家のブランディングについては参考記事を貼っておきます。

個人起業家のための独自化ブランディング:5つのステップ【図解】

独自化ブランディングをしっかりやると「幸福度」が上がる!と思っています。 なぜかと言うと、そもそも独自化ブランディングをすることで、 人と比べられることなく 自分の強みや個性を元にコンテンツを発信して ...

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