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【実践編6回目】人は3部構成で動く

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『実践編メールセミナー:第6回

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6回目の今日は「経営者からのメッセージを届ける」を実践するために「人は3部構成で動く」をお届けします。

早速本日お話する内容です。

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◆本日の内容

「人を動かす」ためのメッセージの構成

目標の根拠をシェアし、心を伝える

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1. 「人を動かす」ためのメッセージの構成

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経営者の仕事は「人を動かす」こと。

人を動かすためには「こう動いてほしい」というメッセージが必要です。

「察しろよ」はプライベートな人間関係においてはあるかもしれませんが、ビジネスでは時間がかかるし効率が悪すぎなのでNGです。

経営者は作戦感を持ってメッセージを発信することが肝要です。

経営者からのメッセージは大きく分けて深度の違う3つのメッセージで構成すべきです。つまり3部構成ですね。

・一番深度の高い内容:経営ビジョンや会社の哲学・文化に関すること

・真ん中の深度の内容:中長期の目標に関すること

・一番深度が低い内容:1日1週間1ヶ月という単位で社員に知らせるべきこと、及びそれらのタスクに関すること

もちろん深度が低い内容とは、内容が薄っぺらという意味ではありません。

<一番深度の高い内容>とは、

経営ビジョンや会社の哲学・文化に関すること。

つまり会社の経営の根幹に関わることです。

全ての判断や行動の元となるコア中のコアの話です。

ですから、これは社員が空で言えるようになるまで何度でも何度でも繰り返し話して下さい。もちろん話の内容はいつでも同じになります。社員に潜在意識に刷り込むつもりで話すのがいいでしょう。

<真ん中の深度の内容>とは、

中長期の目標に関すること。

目標売上や営業利益、あるいは目標市場シェアに関すること。数字に関する内容が多くなります。

これは四半期や半期、年度で変化するものです。重要数字は何か、覚えておくべき数字は何かというところまで言ってあげて下さい。経営陣が目標とするものと社員の目標を同じにする必要があります。

<一番深度が低い内容>とは、

主に短期目標と達成のためにやるべきタスクです。

1日1週間1ヶ月という単位で内容が変わるはずです。これが出てきたのかを中期目標やさらに深い経営ビジョンを元にロジックで説明する必要があります。

経営者のメッセージに限らずこれはスピーチの基本ですが「今日はこんな話をします」と最初に内容のアウトラインを話して下さい。

そして「今日はこんな話をしました」と締めくくりにもう一度要約して下さい。

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2. 目標の根拠をシェアし、こころを伝える

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目標にはWhy(なぜ)が必要です。

なぜこの目標を設定したのか。

これがあるとないのとでは頑張りが違います。

よくレンガ職人の話があるじゃないですか。

ふたりのレンガ職人が作業をしている。ふたりとも汗びっしょりでの作業です。

ひとりの職人に「なにしてるんですか」と聞いた。

その職人は「見ればわかるじゃないか、レンガを積み上げてるんだよ」と答えた。

もうひとりの職人に同じ質問をしてみた。

その職人は目を輝かせて「王様のために立派なお城を作っているところです」と答えた。

要は真の目標やWhy(なぜやるのか)の有無によってやる気の出方が違うということです。

経営者は社員に対して「なぜレンガを積み上げる必要があるのか」という根本の理由をしっかりシェアすることが「何をするべきか」以上に必要になってきます。

また、経営者の想いをココロで伝えることも重要です。

ただ単に「カネ儲けがしたいから」頑張ろうというのもいいかもしれません。しかし、これでついて来た社員は金の切れ目が縁の切れ目で、業績が悪くなった途端にいなくなってしまう人たちです。

「この人についていこう」と思わせるこころからのメッセージを伝えるのは経営者ならではの仕事であり特権です。

話と話し方は「俺についてこいタイプ」である必要はありません。

これは「業務連絡」でもなんでもなく、「こころを伝える」という行為です。美辞麗句やキャッチーな言葉も必要ありません。しかし、何らかの共感させるメッセージはほしいものです。

言葉は心から出て来たものである必要があります。そして何度も何度も同じことを伝える必要があります。

その言葉にこそ「人を動かす」力があるからです。

さて今回は「経営者からのメッセージを届ける」の実践編でした。

いかがでしたでしょうか。

本日の内容をまとめてみましょう。

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・経営者が発信する「人を動かす」メッセージは3部構成にすべし

・企業のあり方を示す一番コアのメッセージは社員の潜在意識に届くように 何度も何度も繰り返し伝えるべし

・目標はWhy(なぜやるべきなのか)と一緒に伝えるべし

・経営者の想いを届けるべし

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本日も最後までお読み頂き有難うございます。

では

LAコンサルティング

赤羽 まこと

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