個人起業家には悩みがつきませんよね。
ひとつ解決するとまた別の悩みが出てくるもの。なので
その都度、個別の悩みに向き合っていたらダメ。時間がいくらあっても足りませんから。
ではどうしたらいいのか?
まずは悩みにしないことです。
それって????ですよね。
個人起業家は悩みに向き合ってはダメな理由
どういうことかというと、
個人起業家には様々な問題が発生します。それを
- 悩みとしてしまうか
- 課題化するのか
これによって大きく変わってきます。
悩みにしてしまうと頭の中でぐるぐる回って終わりです。もちろんろくな解決方法は出ません。
ところが問題をいったん課題化すると、解決方法の糸口が見えてくるのです。なので問題が解決されることが多いのです。
なので、まずは問題を課題化することが大事です。
課題化する方法
課題化する方法は、代表的なものだけでも2つあります。
- 抽象度を上げる
- 分解する
これについて見ていきましょう。
抽象度を上げる
そもそも抽象度を上げるとはどういうことかって言うと・・・
イヌ、ネコ、うさぎ・・・
この抽象度を一つ上げると「動物」になりますよね。
さらにもう一つ上げると「生物」になりますよね。
抽象度を上げるってこういうことです。
分解する
ざっくりと問題を「困ったこと」として認識していたら
- 時間があっても
- いくら考えても
なんとなくこの辺が問題なんじゃないかな?
これしか分かりませんよね。
なので、それを分解してみることです。
この
- 抽象度を上げる
- 分解する
を具体的に説明しますね。
個人起業家の2大悩みである
- 集客できない
- 売上が上がらない
を例にしてみます。
集客できない
これを一つ抽象度上げて課題化します。そうすると、
「あなたへの期待感が足りない」になります。
この人わたしのためになりそう!
この人の情報、私のビジネスの役に立ちそう!
という期待感がないから
- メルマガ登録
- LINEの登録
をしないわけですよね。
ここで 「分解」します。
「あなたへの期待感が足りない」を
- あなたの存在を知らしめているか
- あなたの魅力を十分アピールしているか
に分解します。
「あなたの存在を知らしめているか」
これをさらに分解すると
- 見込み客にリーチしているか
- 十分な頻度で見込み客に情報を伝えているか
になります。
これによって
見込み客へのリーチが足りないのが原因かも
とか
見込み客に対して与える情報の回数が足りないのかも
という仮説が立てられます。
という話もありますからね。
また、
「あなたの魅力を十分アピールしているか」
これをさらに分解すると
- ポジショニング
- コンセプト
- キャッチコピー
などに分解され、
「どこかが魅力的ではなかったのかも」という仮説を立てて、一つ一つ検証することができます。
これによって「集客できない」という現状を
- 悩みとするのではなく
- 課題化する
ことによって
- 仮説を立て
- 仮説検証して
- 問題解決につなげる
という建設的なプロセスになります。
その結果問題が解決する可能性が高まるのは明らかですよね。 図にするとこんな感じです。
売上が上がらない
こっちは「分解」から入ります。
売上=見込み客の数 X 成約率 X 単価 X リピート率
ですよね。なんとなく
なんか売上が上がらないんですよね・・
ではなくこのように分解して原因を特定します。
それによって
- 何が原因で売上が上がらないのか
- 原因を改善するには個別にどうしたらいいのか
原因と改善方法の選択肢が見えてきますよね。
例えばこんなふうに・・・
- 見込み客の数の問題 ➡︎ 集客方法を改善
- 成約率の問題 ➡︎ クロージングスキルをアップ
- 単価の問題 ➡︎ 商品内容を充実
- リピート率 ➡︎ 顧客満足度を上げる
なります。これも図にするとこんな感じです。
まとめ
と言うことで、
問題が起きた場合は、問題を
- 悩みとして棚上げせず
- 課題化して
ことをお伝えしました。
そして課題化するには
- 抽象度を上げる
- 分解する
を見ていきました。
個人起業家の2大悩みである「集客」「売上」については個別に参考になるURLも貼っておきます。
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