どんな市場でも、提供する人が少なく・求める人が多い場合、値が上がっていきます。
これは起業家の市場価値にも当てはまること。なので、最高値で売り続けるために、この市場原理をあてはめた起業家のブランディングについてお伝えします。
最高値で売れ続ける個人起業家ブランディングとは
個人起業家が最高値で売れ続けるためには3つの視点を取り入れる必要があります。
- どこで勝負するか
- なにを提供するか
- いつ仕掛けるか
ここでは、それを踏まえて、具体的にどうすべきかについてお伝えまします。
結論から言うと、やることは3つです。
- パーソナルニッチを定めること
- 市場が求める形にリフレーミングすること
- 最高値になるタイミングで提供すること
パーソナルニッチを定めること
勝てる小さな市場を決めることです。
いわゆるニッチな市場とは
- 大企業が魅力に感じるほど大きくなく
- しかし、個人起業家にとっては十分なリターンが期待できる
そんな小さな市場のこと。
この小さな市場を決めるにあたり、あなたのパーソナルな視点を取り入れることです。
具体的には、あなたの
- これまでの経験・実績
- 頼まれごとが多いこと
- どんなに長時間やっても飽きることのない情熱のある領域
などです。
これらのフィルターを使い、勝てる小さな市場を決めていく。これがパーソナルニッチを定めるです。
今、勝てる小さな市場と言いましたが、場合によっては「勝てるまで戦い続けることができる」小さな市場と言い換えることもできますね。
「ニッチ領域を決める」ことはビジネスの売上だけでなく、起業家の価値にも大きく影響します。こちらで詳しく扱っています。
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市場が求める形でリフレーミングすること
見込み客が求める形にすることです。
パーソナルな視点で定義づけられたニッチ領域を、見込み客が求める形でリフレーミングすることです。リフレーミングとは同じものを
- 違う意味づけにしたり
- 違う見方を取り入れる
ことで、求める人にとって分かりやすい魅力を見せていくことです。
具体的には、あなたが定めたニッチ市場を
- 見込み客が持つ悩み
- 見込み客が達成した願望
という視点で捉え直すことです。
これによって
- 当たり前と思われたいたことを、ハッとするほど魅力的なものに変える
ことができます。
例えば、腰痛専門の整体院、
- 普通は:腰痛を治す
- 見方を変えると:腰痛を治して姿勢の改善をすることで魅力的な人にする
こういったことが、人が求めるものに変えるリフレーミングです。
最高値になるタイミングで提供すること
ベストなタイミングで提供することです。
同じものを同じ人に提供する場合でも、いつ提供するかによって価値が変わります。
当然狙うタイミングは
- 見込み客が求める時
- 提供する人が少ない時
この両方の掛け合わせですよね。
これを
- 短期視点
- 中長期視点
で作戦感をもってやることです。
短期視点は、
人の需要が高まる時に提供する「クリスマスケーキ」的なもの。
中長期視点は、
トレンドや時代の流れにのったものです。副業解禁になった時の「アフター5の〇〇スクール」のような。
まとめ
個人起業家のブランディングを考える際、
- 最高値で売れる
- 売れ続ける
という視点を入れるとやり方に作戦感が付加されます。
取り入れるべき視点は
- 勝てる場所を考える
- 見え方を変える
- ベストなタイミングで売る
なとです。
これを常に頭に入れて判断を続けると、あなたのブランド価値は最高値を更新し続けることでしょう。お試しください。
ではまた!
参考記事
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【個人起業家のブランド価値を発見する方法】
ここでは個人起業家のブランド価値を発見する方法についてお伝えします。 一番良いのは「自分で一生懸命考えること」これに尽きます。 ふざけるなっ!とお叱りを受けるかもしれません。しかし、それ以上の良いやり ...
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