デジタルマーケティングの活用がこれだけが楽になってきているので、「数字をしっかり把握すること」は難しくなくなりました。
でも、個人起業家の場合「数字をきっちりと細部まで追っかけて・正確さを求め過ぎる」のはどうなのでしょう。個人起業家は経営資源(人・モノ・カネ・情報)が少ないだけに「正確さを求めすぎるのは禁物」です。数字の正確さを求めることが「目的化」してしまい売上に至るまでの効率が悪くなることが多いからです。
ここでは個人起業家ならではの売上アップフローについてお伝えします。
個人起業家の売上アップフローのコツ
昔から、特に法人営業(B2B)の場合
訪問→提案→クロージング
という流れが売上を生む基本型でした。
もちろん今でもこの方法は使われていますし、業界によっては普遍の成功パターンであることは間違いありません。
でも、
オンラインを中心にビジネスをしている場合は
集客→行動→コンバージョン
の置き変わりつつありますよね。
まさに、
グーグルアナリティクスにも同様の項目があるように成約までの流れは「集客→行動→コンバージョン」を数字で把握することであり、それこそが売上までの効果的・効率的な流れとなっています。
大企業はもちろん、小さなビジネスまでこれを活用しています。
個人起業家にとってより大事なこと
でも、個人起業家、特にアドバイス型のビジネスをされている方はネット上での数字も大事ですが、それ以上に「肌感(ハダカン)」がより重要なのでは、と思っています。
その肌感(ハダカン)とは、
- SNSやブログで発信活動をする
- メルマガやLINEに登録してもらう
- あなたのサービスを一度体験してもらう
- クロージングして成約する
という一連の流れの中での
あなたの「これはいけるかも・これはダメかも」という感覚
です。
言い方を変えると、
- どれだけやれば、どれだけ反応があるだろう
- どんなコンテンツにはどんな反応があるに違いない
っという「直感的な予測」とも言えるもの。
SNSやブログの発信内容と反応は、やっているうちに
- 読者が求めてることはこれだ!
ということがわかってきますし、
体験のためのコンバージョンを上げるには
メルマガやLINEで
- こんな感じで盛り上げていけばいいんだ
- こんな特典をつければアップするんだ
となんとなくの感覚を掴むことができますよね。
クロージングの成約率を上げるには
- この辺を強調すればいいんだ
- クロージングの途中で「買いたいです!」と言わせるには、こんな流れにすればいいんだ
という感覚。
このざっくりとした感覚=肌感(ハダカン)を意識的に注目することで「あなたの成功パターン」とすることが個人起業家の場合にとても重要だと思っています。
そうなのです。
個人起業家の場合、特にアドバイス型のビジネスの場合、
集客→行動→コンバージョン
の数字を把握するよりも「肌感(ハダカン)として落とし込む」方がより重要なのです。
そのためにも、マーケティングの基本である
ポイント
- 見込み客の悩みの把握
- 悩みに対する「あなた独自の解決方法」の提示
- それが「あなたらしいか」の把握
に注力すべきなのです。
それこそが個人起業家の売上アップの流れ、
売上アップフローなのです。
ではまた