ブログ

【数億円の価値があるセルフイメージ!】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

セルフイメージを上げたら数億円入ってきたという本当の話です。

 

ロサンゼルスのある飲食店。

オーナーは70を超えたとても可愛らしい方。

 

店を売却することになり、順調に契約が交わされ、

売買手続きが進んでいました。

 

ところが、

買い手側の企業から突然がお金を出せなくなったという連絡が

オーナーに入ったんです。

 

連絡を受けてオーナーはビックリ。

当たり前ですよね。

売買は順調に進んでおり、口座に入金される直前だったんですから。

 

しかし、気を取り直して別の買い手を探すことになりました。

悩んでいる暇はありません。

何しろ時間がなかったからです。

 

2週間ほどで新しい買い手が見つからないと、

この店は別の飲食店に権利が移転される、

つまり取られてしまうことになっていたからです。

 

しかも、移転される先の飲食店はとても評判が悪い店。

せっかく大事に育ててきた自分の店を嫌いな人に引き渡したくありません。

 

売買価格は日本円で数千万円。(取引の関係上詳細は言えないのですが)

与えられた時間は2週間。

そんなに簡単には決まるわけないという状況です。

 

この事態に直面し、オーナーがやったことは3つです。

1 新しい買い手を探すために猛烈に行動する

2 お店を毎日ピカピカになるまで掃除する

3 今回の取引価格を上回る金額で売却している姿をイメージする

 

1 新しい買い手を探すために猛烈に行動する

ロサンゼルス在住の方には珍しくクルマを持っていないんです。

70歳超というお歳もあるのか、ご自分では運転せず、

毎日の移動は公共交通機関であるバス。

バスがないところはUberで移動という方。

 

私がはじめてその方にお目にかかったときも

「今ラスベガスから帰ってきたところなの!」。

大手飲食チェーンのオーナーにプレゼンしてきたと言います。

 

また別の日には、

南カリフォルニアで大きく展開する飲食店の経営者に

相談に行ったと言います。まさに投資家を探して東奔西走です。

この行動力、しかも70歳を超えています。

 

本人は「何しろ限られた時間だから、やれることは全てやるのよ」

とニコニコ顔。凄い人です。

 

2 お店を毎日ピカピカになるまで掃除する

では店にいる時は何をしてるか。

それは徹底した掃除です。

「私は料理できないし、注文とるのもヘタ」。

できることは「お客さんが来たら笑顔で迎えること」と

「店の中を隅から隅まで掃除すること」だと言います。

 

確かに店内は、ホールはもちろんのこと、

トイレ、キャッシャー周辺に至るまですべて

ピカピカです。

 

「よく掃除の業者さんと間違えられるのよ」なんて笑ってます。

 

3 今回の取引価格を上回る金額で売却している姿をイメージする

そしてもう一つやったことはセルフイメージアップです。

「セルフイメージ」という言葉はご本人は使わなかったものの

「自分がなりたい姿になった時のことを想像するんですよ」

と言ってました。

どんなこと想像するんですか?って聞くと

「銀行からの査定金額をはるかに超える金額で売却する姿!」

って言うわけですが、「査定金額を上回る金額?」意味が分かりません。

 

この数週間、毎日何度もこのオーナーと話をしました。

 

期限が近づいてきても表情ひとつ変えず

「やるべきことをやるだけ」と腹をくくった発言。

もちろん、投資家を探しての東奔西走は継続です。

 

「セルフイメージは?」って聞くと、

「もちろんやってるわよ」と言う返事がニコニコ顔で返ってきます。

 

いくつかの買い手候補企業を見つけ、交渉。

でも全てが決裂。

 

「買いたいけど、本国からの送金が間に合わない」という中国企業。

「ロケーションが・・、お店の利益額が・・」と尻込みする日本企業。

 

本当に期限がせまった数日前、もう時間切れかと思ってた時。

オーナーから連絡がありました。

「決まったよ!」と興奮気味。

 

聞くと彼女の地元の企業が「あなたがやるんだったらもっと店舗拡げなさい」

ってことで「数百万ドル投資してくれることになった」と言います。

(取引の関係上金額は申し上げられませんが)

日本円で数億円です。

 

これによって夢だった「全米50店舗展開」がこの日からスタートすることに

なったわけです。

何度も言いますが、そのオーナー70歳を超えています。

 

この一連の出来事を見て、

アルフレッド・アドラーの「認知論」を思い出しました。

日本でも『嫌われる勇気』などで有名な精神科医であり心理学者です。

アドラーの「認知論」は簡単に言うと

「人生は思っている通りになる」ということです。

つまり、予言の自己成就というやつです。

 

たとえ最初は根拠のない思い込みであったとしても、

強く継続して思っていれば行動が変わる。

行動が変われば実現する、というものです。

 

もうちょっと詳しく言うと、

「こうなりたい、こうなるんだ」というイメージを描いて(予言)

それを強く思っていると、その考え方が行動を作っていく。

 

行動するとだんだん予言通りの現実に近づいていく。

近づいていくと、最初は「なったらいいな」だったのが

「本当になれるかも」そして「なれる」に変化してくる。

 

そして、気がつくと実現しているという考え方です。

 

だから
どんな人生を生きたいかは、どんな考えをしているか

によるんです。

 

我々の人生は環境によって決定されるわけではなく、

過去のできごとによって決定されるわけではありません。

 

今、この瞬間やることによって未来が決まるんです。

だから、なにか問題が起きた場合でも「本当は何がしたいのか」

を自問自答し続ける。

 

そして「それに向けて今なにができるか」というタスクに

落とし込んで行動する。

 

アドラーのこの考え方はコーチングやコンサルでいつもいつも

使っているのですが、今回のこのお店の売買を通じて、

このオーナーが知らず知らずのうちに「認知論」を

実生活で使い倒していることを目の当たりにした次第です。

 

取り急ぎご報告でした。

 

ではまた

赤羽 まこと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す

*