一人ビジネスのマイクロアントレプレナーから、大化けしたスタートアップまで。ブランディングしてないアメリカ人起業家はいない。
こんなふうに思っています。
なぜでしょうか。
ブランディングをしていないアメリカ人起業家はいないワケ
起業は総力戦だからです!
- 機能と情緒
- 感情と理屈
- 目指すことと出来ること
- 想いと実績
持っているリソースを全て使うのは当たり前。
リソース(資金や人)は借りてきても使う。
なので、スキルやノウハウ、テクノロジーだけではなく、そもそも自分が持ってる一番の資産、つまり「自分のイメージ」をも作って売る。ブランディングもリソースと考え、育てて使う。
こう考えない起業家を見たことありません。
- 社員や関係者に向けては:リーダーやビジョナリーというアウトプット
- 外部に向けては:顧客の創造や企業に対する期待値を上げるために
だから起業家はインタビューの申し入れがあった場合、よっぽどのことがない限り断りません。
起業家自身がブランディングするメリット
念のためと言うか、言わずもがなですが、起業家自身がブランディングをするメリットについてお伝えします
- あなたの勝負する領域で集客に困らなくなる
- あなたの言い値でモノが売れる
- あなたが「買って下さい」と言わなくても「買わせて下さい」と言ってくる見込み客が現れる
と、これはごくごく一部。メリットは数え切れないほどあります。
どんなアメリカ人起業家をベンチマークすべきか
こんな人になれるかどうかは別として、「起業家のブランディング」としてベンチマークしておくべき人をアメリカ人を3人ほどあげておきます。
比較的日本でも知られている人に限定して今回はお伝えします。
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ゲイリー・ヴェイナチャック(Gary Vaynerchuk)
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- 概要:子供の頃に家族とともにアメリカに移住してきたゲイリーは英語もろくにしゃべれなかったのですが、ワインというコンテンツとソーシャルメディアを武器に知名度を上げ、今ではVaynerMediaというフルサービスの広告代理店のCEOとして活躍。
- ブランディングのポイント:何しろ自信に満ちた存在感。自分は成功してきたから正しいという実績に裏付けられた自信炸裂。それにしてもF**Kワードが死ぬほど多い。
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サイモン・シネック(Simon Sinek)
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- 概要:言わずと知れた「Whyから始めよ!」のTEDのスピーチで火がついたと思います。「ゴールデン・サークル」の生みの親。リーダーシップについてのめちゃめちゃ分かりやすいプレゼンをしてくれました。
- ブランディングのポイント:事象を紹介し「なぜこうなっているのか」を紐解く天才。納得感半端ない。ブランディングの基本である「信頼の獲得」をスピーチで魅せる。
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エイミー・カディ(Amy Cuddy)
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- 概要:こちらもTEDのプレゼン「ボディランゲージが人を作る」で知名度爆上がりしたのではないでしょうか。「パワーポーズ」にハマった人も多いはず。
- ブランディングのポイント:学生時代、自動車事故に遭い脳に損傷を負った自身の体験から克服を「フリをすると次第にホンモノになる」という彼女の存在自体にストーリーがある。
まとめ
これは米国の大手広告代理店でコピーライターとして活躍したサリー・ホッグスヘッドさんがパーソナル・ブランディングについて語った言葉。直訳すると「良いより違う方が良い」。つまり、
まさに、ここで紹介した3人には、「違い」があります。「同じ人は二人いらない」とアメリカのビジネス界ではよく言われています。それだけとってもブランディングをしないアメリカ人起業家がいないことを物語っていますよね。
我々も「違いを作る」を意識することがブランディングの第一歩かも。ブランディングの基本について書いた記事を貼っておきます。
起業家が圧倒的に選ばれるためにはスキルはノウハウだけではダメ。ブランディングが必要です。とは言え、なかなかお伝えするのが難しいのがブランディング。当記事では、起業家が効果的なブランディングするための入門編を3ステップでお伝えします。
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