「忙しいのに、ちっとも儲からないんです・・・」とおっしゃる方、結構いらっしゃいますよね。
そのためにやるべきことは(ちょっと簡単すぎる言い方ですが)
解決のためにやるべき2つのこと
- 正しい戦略を立てる
- ブランディング の考え方を取り入れる
ことだと思っています。
この深すぎる内容について、やや簡単すぎる解説をします。
「忙しいのに儲からない・・・」を解決するためにやるべき2つの方法
ひとことでは言いにくいのですが、あえてひとことで言い切ると
戦略をきっちり立ててブランディング すること
です。
では「正しい戦略を立てる」となぜ「忙しいのに儲からない・・・」が解消されるのか?
それは、戦略を立てることで「やらないことが決められる」から。そして、「やらないことをやらなくなる」と「無駄に忙しい!」がなくなるからです。
では、ブランディング の考え方を取り入れると、なぜ「忙しいのに儲からない・・・」が解消されるのか?
それは、ブランディング をすると「あなたが何の専門家なのかがはっきりする」から。そして、見込み客から見て「あなたが何の専門家なのか」が分かると、集まる見込み客の精度が高くなります。
これについて「戦略」「ブランディング 」をまずは別々に見ていきますね。
「正しい戦略を立てる」がなぜ役立つのか
戦略って聞くと難しそうで漠然としてますが、簡単に言うとこんなこと。
戦略とは
戦略とは目的を達成するために、あなたが持っている経営資源の配分の仕方を決めること
経営資源とは、よく企業では「人・モノ・カネ・情報」っていいますよね。でも、個人起業家の場合「時間とエネルギー」。
なので、あなたが持っている限られた「時間とエネルギー」を何に使うかを決めること。これが戦略です。
これによって
- やるべきこと
- その優先度
が決まる。
言い換えると「そこまで重要でないこと=やらなくてもいいこと」が決まるってことです。
だから時間が効率的に使えるようになります。そして、その結果「忙しいに儲からない・・・」の片方、「無駄に忙しい!」がなくなるわけです。
それが「正しい戦略を立てる」ってことです。
「ブランディング の考え方を取り入れる」がなぜ役立つのか
あなたのビジネスにブランディング の考え方を取り入れると、見込み客にとって「あなたが何をもたらしてくれる人」であるかが明らかになります。同時に、あなたが提供する商品・サービスの質の保証につながります。
ブランディング の考え方を取り入れて、ちゃんと実行すれば
ブランディング ができると
「〇〇と言えば」であなたの名前が真っ先に上がってくる
ことになります。
こうなると何がいいのか?と言うと・・・あなたの提供している商品・サービスを探している人にとって「あなたは見つけやすい存在」になります。
それだけでなく、さらにいいのは・・・集まった人はすでに「あなたの価値」がそこそこ分かっている人。だから「成約率」が高くなるのです。
「成約しやすい見込み客」を集めることができるってことです。
そう!集客は「数を集めればいい」というものではありません。質が重要なのです。
これが「ブランディング の考え方」を取り入れた時に起きるいいこと!
ブランディング の基本についてはこちらが参考になるかも。
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このように
正しく戦略を立てて、ブランディングの考え方をちゃんと取り入れることが「忙しいのに、儲からない・・・・」を解決する方法なんです。
実現方法のステップ
step
1成功戦略マップを作る
戦略とは、これまで説明してきたように経営資源の配分をして「やるべきこと」に特化すること。そして、ゴールにたどり着くまでの戦略マップを作ることが最初にやること。
このマップの一番の元となるのは「あなた」ではありません。「あなたの商品やサービス」でもありません。
「あなたの個性+商品やサービスの価値」です。これをBrandYOUと呼んでいます。BrandYOUはビジネスにおける「価値」として定義して、その価値を上げるための戦略マップを作っていきます。それが「成功戦略マップ」。山登りも航海も地図を持たずに出かける人はいませんよね。なので地図作り!これを最初にやります。
成功戦略マップの主体となるもの
「あなたの個性+商品やサービスの価値」=BrandYOU
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2コンセプトを作る
次にやるのはコンセプト作り。
簡単に言うと「コンセプト」とは
- 何を
- 誰のために
- なぜ
売るのか、を明らかにすること。
自分では分かっていることでも「ちゃんと人に通じるようにする」コンセプト・ワードやキャッチフレーズ作りもこのステップとなります。
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3ポジションを決める
マーケティングではよく「ポジショニング」と言います。この時、意味するものは「領域を決めて、旗を立てること」。
でも、効率の良い集客をするためにはそれだけではダメ。3つの違いを作るのが本来やるべきこと。
- 属性の違い
- 程度の違い
- 意味の違い
です。
いわふるポジショニングと言っているのものは「属性の違い」のことです。本当は「3つの違い」が揃って「選ばれる違い」が出せます。
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4世界観を作る
世界観ってよく聞く言葉ですが、定義するのは大変。それを作るとなるともっと大変。ですよね。
これをロジカルに作っていきます。3つの構成要素で作っていきます。
- 戦略との整合性
- 個性からでてくるもの
- 世界観を特別なものにする方法
です。
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5存在感と説得力を上げる
売上げを上げるために必要なのは「成約」つまり買ってもらうことですよね。でも「成約のスキル」いわゆる「クロージング・ノウハウ」だけ磨いてもダメ!
それも大切ですが、そもそもあなたの、いやBrandYOUの価値を上げておく必要があります。価値を上げることで「成約のための技術」があまり必要なくなるのです。
そして成約です。「買ってもらう」ためには商品やサービスの良し悪しはもちろん大切。だけど、それ以上と言っていいほど大切なのが「あなたの存在感そのもの」と「説得力」です。