「パン好きの牛乳」が個人起業家のマーケティングに役立つ5つの理由

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「パン好きの牛乳」が大ヒットしてるそうですね。

この「パン好きの牛乳」のストーリー、個人起業家のマーケティングにめちゃめちゃ役に立つと思ったので

  • 参考になると思った5つの理由
  • 個人起業家のマーケティングにどう展開できるか

という視点で解説していきます。 

とはいえ、私は商品を作っている「カネカ」さんにインタビューしたわけではありません。なので、これはメディアに出てる情報だけをもとにした考察記事であることを最初にお伝えしておきますね。

「パン好きの牛乳」が個人起業家のマーケティングに役立つ5つの理由

参考になると思った5つの理由がこれ。

  • 理由1:想いと目的
  • 理由2:リソースの有効活用
  • 理由3:抽象度を上げて解決策を模索
  • 理由4:ターゲットニーズの把握
  • 理由5:合理的な購買行動デザイン

理由1: 想いと目的

記事によると日本の酪農の現状は

  • 労働環境、後継者不足などで酪農家の数が減っている
  • それにともなって乳製品のもととなる生乳の生産量が減っている

とのこと。

「これを改善したい!」が「想い」でありビジネスの「目的」となっているようです。

ここで凄いのは、

自社の売上を伸ばそう!ではなく「業界全体を押し上げたい」という「社会的な課題」としてこの状況を捉えていることです。

この点、個人起業家も参考にすべきですね。

というのも、ビジネスって

  • 「自利」だけだと共感を得られない
  • でも「利他」だけでも継続が難しい
  • なので、「自利利他」が必要。

目的を「自利利他」つまり自分と関係者との間に「ウィン・ウィンの関係」を作ることで

「人を動かす」ミッション

に高まりますよね。

理由2:リソースに有効活用

カネカさん、

  • もともと太陽光発電や飼料にも大きな知見があった
  • これを「パン好きの牛乳」を作る際のリソースとした

ようです。

ここにも個人起業家が参考にできるヒントがあります。

リソース(経営資源)って

  • モノ
  • カネ
  • 情報

って言ったりしますよね。でもこれは企業の話。

個人起業はリソースは

  • 時間
  • エネルギー(労力)

です。

なので、持っているリソースを最大限活用する必要があります。

どうやるのか?

  • リソースとお客さまの目的地を結びつける
  • リソースの根本にさかのぼる

これだと何言ってるかよくわかりませんよね?

具体例を出しますね。

人というリソースの中に「資格」があります。例えば、「ヒプノセラピスト(催眠療法士)」という資格をそのまま

ヒプノセラピーをやりたい方はこちらにどうぞ

このように言っている方があまりにも多いのです。それだと限定された人しかお客さまになりません。

なので、

リソースとお客さまの目的地を結びつける

  • リソース=ヒプノセラピーの資格や経験
  • お客さまの目的地=トラウマから解放された「生き生きと楽しい人生」

つまり、

私は、あなたを「生き生きと楽しい人生」に連れていくことをなりわいとしています。そしてその手段としてヒプノセラピーを使います。

こんな伝え方が個人起業家のリソースの使い方と位置付けになります。

リソースの根本にさかのぼる

今のヒプノセラピーの例を使って「リソースの根本にさかのぼる」をご説明します。

「ヒプノセラピー=催眠を活用して人の潜在意識にアクセスする」より根本までさかのぼると

「ヒプノセラピー=人がもともと持っている可能性を解放する」と言えますよね。

この方がヒプノセラピストの資格というリソースが活用できやすくなります。「ニーズの元」が明らかになるからです。

これがビジネスとして個人起業家がリソースを有効活用する方法です。

理由3:抽象度を上げて解決策を模索

牛乳の消費が落ち込んでいる➡︎売れる牛乳を開発しよう!

これではうまくいきません。しかし、多くの企業や個人起業家はこれに陥っていることが多いのです。

アインシュタインの有名な言葉に

『問題が発生したのと同じレベルで考えても解決できない 』

があります。つまり抽象度を上げないとダメということ。

カネカさんはまさに

  • 牛乳の消費量が落ち込んでいる
  • 酪農家が減っている

という問題を

  • 循環型の酪農家という視点
  • 酪農産業のエコシステムという視点

といった抽象度を上げることでの解決策を提示したのですね。

個人起業家も

「集客ができない ➡︎ 集客方法を改善しよう」よりも

集客ができない ➡︎ 人が集まるような「自分という商品」の価値を高めよう

と抽象度を一段上げてみることが重要です。

理由4:ターゲットニーズの把握

記事によると現状はこうだったようです。

  • 10年前に比べ牛乳の消費量は2割減
  • パンブームが起きているが業界全体としては縮小傾向

これだけ見ると

この状況だと可能性なさそうですね

って思いがちですよね。

それを一旦、消費者行動に落として見直しているんですね。

消費者行動に落として見直すとはどういうことかと言うと・・・

マクロの視点から実際現場で起こっているミクロの視点にシフトすることですね!

そうすると、

  • 牛乳とパンの親和性は高い
  • パンを食べる時に積極的に牛乳が選ばれてるわけではない

が見えてきたようです。

このことにより「だったらどうすればいいの?」という思考ができる状態になるということです。

ここまで来たら

  • 小さな可能性の発見
  • 発想の転換

ですよね。

要はこういうことです。

牛乳とパンの親和性は高い➡︎小さな可能性の発見

パンを食べる時に積極的に牛乳が選ばれてるわけではない➡︎だったらパンを食べる時に選ばれる牛乳があればいい

市場をマクロで捉えるだけでなく、消費者ニーズや実際の行動を見ていくことで

小さな可能性の発見 ➡︎ 発想の転換 ➡︎ 大きなチャンスに変える

という図式が見えてきます。

理由5:合理的な購買行動デザイン

「パン好きの牛乳」の素晴らしいところは

消費者の購買動線に商品を置いた

こと。

つまり、

パンと牛乳の親和性に着目して、ベーカリーに「パン好きの牛乳」という商品を置いたこと。

ある商品を買いに来た人の目に留まるところに「親和性のある商品」を置く

という基本動作をちゃんとやっています。

よく言うじゃないですか、

サイクリングの専門誌は書店よりも自転車屋さんで

サーフィンの専門誌は書店よりもサーフショップで

というあれです。

個人起業家にも同じことが言えます。

仮にあなたがエステの専門家だったら、親和性のあるフィールドを広げてみる。

  • ファッション
  • トレーニング
  • ヨガ、瞑想
  • 睡眠

などかもしれません。

そして、

その動線上でアクセスできる媒体(SNSや広告)などを検討してみる。

「パン好きの牛乳」の商品配下戦略はこんなことの参考になりますよね。

ということで、「パン好きの牛乳」が個人起業家のマーケティングに役立つ5つの理由をご紹介してきましたが、ここでまとめです。個人起業家が知っておくべきマーケティングの基本はこちらで取り上げています。

【個人起業家が知っておくべきマーケティング3つの最重要点】
個人起業家が成功するためにはマーケティングの「最重要な3つのこと」を知っておく必要があります。リソースの限られた個人起業家は「早く結果を出さないといけない」からです。そうでないと「ビジネスの継続」が難しくなります。当記事とは重要な3つの点とその具体的な方法についてお伝えします。

まとめ

「パン好きの牛乳」の大ヒットの理由と個人起業家のマーケティングに役立つ点は5つ。

  • 1:想いと目的
  • 2:リソースの有効活用
  • 3:抽象度を上げて解決策を模索
  • 4:ターゲットニーズの把握
  • 5:合理的な購買行動デザイン
1:想いと目的については「自利利他」の考えで共感とウィンウィンを生む。

2:個人起業家のリソースは人・時間・エネルギー。なので有効活用するために

  • リソースをお客さまの目的地と結びつける
  • リソースの根本までさかのぼることで最大限に活用する。
3:課題と同じ視点にいては解決できない。抽象度を上げてみる。

4:ターゲットのニーズは現象を見るだけでなく、

  • 小さな可能性の発見➡︎発想の転換➡︎大きなチャンスに変える思考も持つ。
5:顧客が関心を持つ別商品の動線上に商品を投下する。

こんなことが「パン好きの牛乳」のヒットからの学びでした。

このように他社事例、他の個人起業家の事例から学べることはたくさんあります。

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