マーケティングもブランディングもスタートは「ポジショニング」。全てはポジショニングから始まります。
ポジショニングとは「相手のアタマの中に、あなたがどんな領域で一番魅力的な人か」を定着させること。
そうでないと相手の記憶に残らないからです。記憶に残らないと「ニーズが発生した時」にもあなたに連絡するという選択肢が思いつきませんよね?
そして、今、こんな時期だからこそポジショニングをより「くっきり」「はっきり」相手のアタマの中に定着させるために、基本に立ち戻って再検証し、強化した方がいいはず。
起業家はポジショニングを再検証すべし【4つのチェックポイント】
以下の4つのポイントで再検証してみましょう!
チェックポイント
- ポジショニングとは「相手が判断すること」と理解しているか?
- 売り込みたいことを「一つ」に絞っているか?
- 「象徴的なこと」を意識して作っているか?
- 「アグレッシブ」に設定しているか?
1. ポジショニングとは「相手が判断すること」と理解しているか?
と思ってもうまくいくとは限りません。
ポジショニングとは相手が認識するものでから。なので、相手に自分の望むポジションを植え付けたい場合は
- 相手が既にもつ価値観
- 「できごと」「モノ」「現象」などに相手がどんなイメージや価値を紐づけるのか
を理解した上で戦略を立てていくといいでしょう。
2. 売り込みたいことを「一つ」に絞っているか?
人間はたくさんのことを同時に覚えられないもの。そして、
基本的にはみんな自分のことしか関心がない
こういった前提で「相手にどう認識してもらいたいか」を常に考えることが必要ですよね。
「常に関心の中心は自分にある」、それが現実。なので、そこに割り込んで入らなければならないので、「相手の価値観を理解した上で」という#1で言ったことと同時に
売り込みたいこと、記憶させたいことは「一つに絞る」ことが大事
3. 「象徴的なこと」を意識して作っているか?
自分で作ったコンセプト!やっぱり人に話したくなりますよね。そして話すと「長〜く」なってしまいがちです。
でも、いくら長々とコンセプトを語ったり・想いをシェアしても人はそれを「右から左」に流してしまうもの。悪気はないですよ、多くの場合。
なので、「語る」ことも大事ですが、それよりも
- あなたを象徴する行動
- シンボリックななにか(どんな人・どんな専門家に見られたいかを表すこと)
で圧倒的にインパクトを残した方が記憶に残り、定着しやすいですよね。
4. 「アグレッシブ」に設定しているか?
って思うぐらいにやるのがいいと思っています。
なので、次のステージにいくには、アグレッシブさが必要。そしてポジショニングは平面的な位置だけではなく「力強さ」も必要であることを考えると「十分に」または「十分すぎるぐらい」アグレッシブになってもいいと思います。こんなチェックも忘れずに!
自分で「本当に大丈夫?」ぐらいアグレッシブにやらないと人生変わりません。起業家としての立ち位置も変わりません。そうなると、人生にもビジネスにも迫力がでてきません。
要は「覚悟」ってことですよね。
まとめ
マーケティングやブランディングの基本である「ポジショニング」。
特にこの時期、起業家としての自分のポジショニングを今一度確認・強化するために再検証を4つのポイントでやることをオススメしました。
- ポジショニングとは「相手が判断すること」と理解しているか?
- 売り込みたいことを「一つ」に絞っているか?
- 「象徴的なこと」を意識して作っているか?
- 「アグレッシブ」に設定しているか?
ぜひこの機会にやってみてください!
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