早期退職、起業シミュレーション

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早期退職、検討している方にオススメの「起業シミュレーション」

早期退職、どうしよう?

考えてすぐ答えがでるものではありませんよね。長年働いてきた会社。辞めたらどうなるのか?いろいろな不安がつきまといます。

  • 転職先はあるのか?
  • そもそも転職できるのか?
  • 起業?考えこともない!

だからこそ、この段階で起業をシミュレーションしておくことが大事。

同じ会社で20年超働いてきた方(早期退職制度の対象者)だからこそ成功の可能性の高い「コンサル起業」というスタイルで、

  • どの領域勝負したらいいのか?
  • 何を強みにしたらいいのか?
  • そもそも起業で食っていけるのか?

のシミュレーションしていきましょう。

早期退職、検討している方にオススメの「起業シミュレーション」

勤務している会社から早期退職のプログラムが発表されました。年齢・社歴を考えるとあなたはその対象者です。定年の前に辞めることなど考えたことのない方でさえ「どうしよう?」って少し迷いますよね。

で、多くの方がすぐに思い浮かぶ選択肢はこの3つではないでしょうか。

3つの選択肢

  1. 早期退職プログラムに応募しない
  2. 早期退職に応募して、転職する
  3. 早期退職に応募して、起業する

もちろん早期退職に申し込んで、その後仕事しないという選択肢もあります。

1)の選択肢を選ぶ方

その後「定年」そして「再雇用」となり65歳ぐらいまで今の会社で働くことになるかもしれません。安定はあるかもしれない。でも、本当にこれでいいのだろうか、と思っているかもしれません。

2)の選択肢を選ぶ方

今と同じ条件で転職できるだろうか?いや、もっといい条件があるかも?いや、そもそも自分は転職市場で価値があるのだろうか?

こんな風に考えるかもしれません。

3)の選択肢を選ぶ方

起業を少しでも考えたことがある方のほとんどが「そうは言っても起業はリスクが高いから」と敬遠しているかもしれません。もちろん、「リスクゼロなので、どんどん起業しましょう」というつもりは全くありません。 このままの状態で勤務し続け、定年を迎え、そして再雇用となり65歳まで働く。このことが「安定」だとしたら、起業には安定はありません。

しかし、サラリーマンを長年やってきたからこそ「これまでの経験を活かし」「リスクをコントロールしながら」「自分のスタイルで」起業して成功する可能性がある以上、では「どうやったら?」って思いますよね。ここではそのシミュレーションとお考え下さい。

そういう私も広告会社を早期退職しコンサルとして起業して今に至っています。 なので、自分の経験も活かしての「考え方」です。

シミュレーション手順

以下の三つについてもし今度の早期退職プログラムに応募して「コンサル起業」するとしたらという前提で考えてきます。

シミュレーション手順

  1. 経験の棚卸し
  2. 勝負できる領域探し
  3. コンサル料金

1 経験の棚卸し

あなたの強みの発見です。

もし、あなたが独立してコンサルになった場合の「専門領域」のこと。サラリーマンを20年超やってきたあなたには

  • 長い期間担当したこと
  • 比較的短期間にやってこと

がありますよね。

同様に、

  • 現場担当者として関わった案件
  • 管理職として携わった領域

があるはず。

それを軸にしてマトリックスにしてみましょう。

強み分野の見つけ方

  • A:担当者として長年関わった案件や領域
  • B:管理職として長年関わった案件や領域
  • C:短期間であるが管理職として関わった領域

あなたが個人でコンサルとして勝負していく時、「強み」となり得るのはこの ABCです。

強みの可能性領域

  • A:担当者として長年担当した領域。現場の細部のことまで分かっているはず。なので、その領域における「業務改善」などのコンサルとして活躍できる可能性がある領域です。
  • B:管理職として長く携わった領域。業界動向やその分野の将来性についても考えた機会があるはず。なので、戦略性を求められるコンサルとして力を発揮できる領域です。 
  • A & B:担当者としてもその後管理職としても担当した領域。これはかなりの強みになるはず。
  • C:期間は短かったけど管理職として携わった領域。短期間だったとは言え、部下からの報告により高い視点からこの領域・分野全般を見渡せたはず。そので、戦略性を求められるコンサルの領域として適しているかもしれません。

まずはこのように自分の「強み」の可能性を発見します。

2 勝負できる領域探し

あなたの強みの可能性がいくつか出てきたところで、「実際にその領域で勝負できるかのか」を検討します。

どんなに強みがあっても「求められなければ」ビジネスにはなりません。また、その領域に「圧倒的に強い競合」がいる場合は「頑張っても勝てる見込みはない」と判断できます。なので、ここでやることは「頑張ったら勝てる可能性が高い領域・分野」を見つける作業となります。

狙いは「大企業のスキマ領域」でのポジショニング

どの領域分野にも「大企業がカバーしていないところ」があります。その理由は、

大企業のスキマ領域

  • 大企業が魅力を感じるほど市場が大きくない
  • 大企業が「面倒」と感じる領域だから

などです。

つまり、大企業がリソースを投入して関わったとしても大きなリターンは得られない、煩雑すぎて効率が悪い。そんな市場です。ところが個人コンサルのあなたにとっては十分に大きな市場。そして、小回りのきく個人だからこそ強みが発揮できる領域。大企業のカバーする領域のスキマと言ってもいいでしょう。ここを狙っていきます。

最初に検討したあなたの「強み」が、この領域に活かせるか?という視点で見て下さい。もし、いける!ということであれば、ここに旗を立てる。食っていけるポジションになるはずです。

3 コンサル料金

早期退職3年後にいくらの年収になっていたいですか?

この辺から逆算して今を考えるのが「無理のない」やり方だと思っています。

もちろん、退職して起業した年から「会社員だった時の年収」を超える方もいないわけではありません。しかし3年後に「会社員のたった最後の年の年収」と同じ、または超えることを目標にビジネスモデル、そしてコンサル料金を決めるのをオススメしています。

例えば3年後の年収目標を1000万とした場合
  • リテイナー契約:月額20万を4社
  • スポットコンサル: 5万から10万の案件を数件

このような状況を3年後に実現する。

簡単ではないですが、シンプルです。また、専門性やその領域での知名度が高まってくるとセミナー・教材販売という可能性もでてくるかもしれません。

アメリカ人の転職マインド

アメリカ人は一生のうちに10回とか11回とか「仕事を変える」という記事をどこかで読んだことがあります。日本とアメリカでは雇用関係の性格も違うので、「アメリカ人がそうだから日本人も・・・」というつもりは毛頭ありません。

しかし、ここでアメリカ人会社員に学ぶべきは彼らが持つ「転職マインド」です。

人生のどこかの段階で(数回)「仕事を変える」(=転職、起業)ことを前提に「今の仕事にどのように向き合うか」

という姿勢のことです。

アメリカでは日本と比べると比較的簡単に解雇が行われるので、このマインドを持つのは当たり前のことかもしれません。従業員側も解雇を見越して「いつ解雇されても転職または起業して食っていける」ように準備しています。準備の具体的方法は人によって違います。しかし、マインドセットはみんな同じ。

アメリカ人の転職マインド

  • 現在の仕事を経験値に変えておく
  • 現在の仕事と「将来カネを生むもの」との関係を意識して、現在の仕事を将来のアセットとなるよう取り組んでおく

この姿勢で早期退職を考えることは、「今の働き方」の姿勢を見直すことになるかも。と個人的には参考にしているマインドセットです。

まとめ

この記事は「早期退職して起業」を推奨してるものではありません。早期退職制度の対象年齢となった方に対して、

  • 「果たして起業したら自分は食っていけるのか?」
  • 「やるとしたらどんな領域で勝負すべきなのか?」

を答えにたどり着くための考え方とシミュレーションの仕方についてお伝えしたものです。

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